ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

オープン

2007-04-22 08:07:08 | Weblog
 何か変な天候だった。朝方は雨で昼からは霞というか黄砂が降っている、ボヤッとして暖かい。ニセコ全体がぼやけ霞んだ。
 昨日からニセコ町福井にあるゴルフ場がオープンした。雨も降っていたので、倶知安に選挙応援に行こうか、ゴルフに行くか迷ったが相手が見つかりゴルフへ。
 グリーン上はパーフェクトに仕上がっていた。時々、雪解けしたばかりの芝生もあったが十二分にゴルフが楽しめた。前半は39,後半は横に売ったりしてスコアを崩したがスタートとしてはまあまあだ。
 ゴルフの後は倶知安の選挙事務所に。選挙責任者が選挙カーの後をつけて廻るとのことで後部座席に乗せて貰う。ウグイス嬢は候補者の二人の娘さんと従兄弟の娘さん。初心者だというのに非常に上手。オヤジの選挙を娘がウグイス嬢になって応援する。一生懸命アナウンスし、窓から身を乗り出し、笑顔を見せる。こんな風景を後ろから見ていると涙がこみ上げ、ポロポロたれてくる。『倶知安に新しい風を』なんてマイクで言うとこみ上げてくるのだ。ひょっとして選挙は家族の団結も強めてくれるのか、と。
 世間では父娘の断絶、不仲が叫ばれている。しかし、この家族の一体感というか『お父さんの為に』頑張っている姿が実に健気、美しい。車の中で選挙責任者が『これだけまとまった選挙は初めて』といっていたので新人ながら上位で当選するだろう。
 ここの選挙態勢はニセコのとは随分違っていた。ニセコの場合には選挙応援者に昼飯や晩飯を女達が手作りで用意せねばならない昔風の選挙、大変なのだ。今回こんな話しを聞いてきた。『前回あそこの選挙ではカツカレーのカツが反っていた』。つまり、勝つという縁起物のカツカレーのカツが薄かった、という意味らしい。選挙の飯でこんな評判が立つのだ。何を考え、何を見ているのか、と。今回ニセコの選挙運動は一日、一日で良かった、よ。
 夜、カレー屋さんとペンションをやっている方の開宿4周年パーティに誘われた。行って驚いた。仲間が20人ほど集まっていた。お祝いするため東京や大阪から来た連中がほとんど。
 今、ニセコの各ペンションは苦戦中だ。だが、オーナー夫妻の魅力なんだろう、こんなに人が集まってくるなんて。40代前後の連中の集まりに気持ちだけは若い俺が入っていく。まぁ・いいか。
 4月22日朝、三日連続飲んでしまった。走りも中断。二匹目のドジョウも居なかった。写真は北海道に関するエッセイで人気者の千石涼太郎氏とオーナー。
コメント
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