ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

枯れ草

2007-04-14 03:41:43 | Weblog
 一昨日、校長先生の歓迎会で一緒に飲んだメタボリック気味のtさんがワンちゃんを連れて45分の道のりを歩いてやってきた。血統書付きのワンちゃんとメタボリック解消のために一日1時間ほど歩いているらしい。それにしては全然太めが解消されていない。太めでもメタボでない人もいるというから結構締まっていたりして。
 俺より3つ年上の彼も早期リタイヤで3年前からニセコに住んでいる。300坪の畑を耕し、結構な農産物を作っているらしい。『畑に草生えてないの?』と聞くと『生えていない』とのこと。300坪の畑に草を生やさないということは信じられないくらい手入れが行き届いていることだ。何しろ雪解けして暖かくなると雑草の勢いというものがとんでも無く凄い。
 雑草の話しになって『共立のハンマーナイフモア』という耕耘機みたいな草刈り機が凄い威力を発揮する、との情報を得た。今年はこれを買って雑草退治をするか、でも、ちょと値段が。雪解けが早いとそれだけ雑草の顔出す時間も早くなる。今年も一生懸命草刈りし、草刈正雄になるか。

 彼に影響を受けたわけでもないが夕方1時間半ほど中犬ハナ公を連れて散歩。この日に限ったわけでもないが、散歩をしていると道端の枯れ草が元気に頭をもたげているに驚く。2メートル近くの積雪や雪の重み、除雪車の重みにも耐えて、雪解けすると元気に枯れ草が頭をもたげるのだ。生きているのか、と折ってみると枯れているのだ。コンクリートやアスファルト上に生活しているとこのような自然の驚異(ちょっとオーバーだが)は体験できないだろう。
 枯れ草から元気を貰えるのだ。何となく枯れた中高年に『枯れても俺は元気だぞ、生きて居るぞ』とその元気さを何気なくアピールしているようだ。60近くになっても、70台になっても『枯れても立てよ、元気出せよ』と。
 4月14日朝。8時前に寝て3時ちょっと過ぎに起きる。これから一眠りだ。外は暗く天候は判らないが、雨が降っている音がするな。写真主役は道端の枯れ草、中犬ハナ公ではない。
コメント
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