ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

計画

2007-04-29 05:41:32 | Weblog
 雪解け水が溜まり澱んだところには水芭蕉が咲いている。そんじょそこらに咲いている。この水芭蕉を見る度に尾瀬の鳩待峠のトイレの列を思い出す。男性トイレに女性が用足しに来るほど混み合う。水芭蕉をみるために辛い思いをして尾瀬に行くよりニセコに来い。そんじょそこらに咲いている、と。でも、尾瀬の水芭蕉は未だ咲いていないだろう。ということはニセコは尾瀬よりも暖かいのだ。
 午前中、知り合いの若者が相談に来てくれた。札幌の業者と事を運んでいたが進まないので相談したいとやってきた。以前から少しは聞いていた。友達と喫茶店をやりたいことは。客単価は1200円、コーヒーとランチを出す、客席は8~14席、3回転から6回転を目指す、友達が腕の良い料理人、年の割にはため込んだ、とのこと。
 前向きに起業したい若者に水は差したくない。説教する気もない。むしろ、若者はその位の勢いが無ければ、と積極的に応援する『オヤジ』だと思っている。しかし、話しを聞いていて、その計画性に疑問を持った。周辺の店に飲み、食べ歩きをしていないことから、先ず、現状を知るために食べ歩け、と。彼の言い分にことごとく反発というか疑問を投げかけたが俺の質問に答えられなかったのだ。俺の質問に納得のいく答えが返ってこなかったのだ。『リセットして出直します』と出て行かれた。ちょっと言い過ぎかな、と反省したが余りにも杜撰な計画だよな、と。
 その後、ニセコではオシャレなランチを出す、と思っているA・コットさんに行った。こんなに美味しいランチを出すのにそんなに人は入っていない。それが現状なのだ。それが3回転から6回転を夢見ているなんて、やはり信じられない。若者に言いたいことを言っておいて良かったかな。
 珍しく人が来てくれた。山梨の若者、小樽のご夫婦、上記の若者、そして夕方には豪州人のビックカップル。小樽のご夫婦は車から降りるなり近寄った中犬ハナ公に『ハナちゃん』と撫でてくれる。どうやらブログを見ているらしい。最近お客さんでこのブログを見ている方が多い。その為、ちょっとした出来事が書けないのは少し面白みはないな。
 夜、別荘に来ていた俺の酒従医でもあるs夫妻と一杯やる。そこにビックカップルが入ったので酒が進んだ。
 4月29日朝、外に出たら色々な野鳥の声が合唱していて喧しい。野鳥の声が喧しいなんて何て贅沢なんだ。バードウォッチングの季節にもなったな。歩くときは双眼鏡を持参しよう。
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