ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

嫌われもの

2010-10-08 05:39:08 | Weblog
この季節、紅葉前だが葉っぱが落ち始め、何となく「里の秋」を感じさせてくれる。葉っぱが完全に落ちるまで、それなりにいい風景が続く。「里の秋」のピーク紅葉も勿論いいけどここ一ヶ月は「里の秋」、いいね。

この季節の悪いことは「カメムシ」が出てくること。昨日辺りも窓に大きなカメちゃんが2,3匹留まっている。この辺はそれでも少ないエリアだが、多いところになると部屋中がカメちゃんだらけになる。特に古い空き家などには足の踏み場も無いほどにカメちゃんやテントウムシが入り混む。古くなった空き家には隙間があるのでそこから入るが、それなりの家にも「何処から入って来たのか」と思うほど入り混む。意外とログハウスにも多い。俺は鼻が悪いのでそんなに臭いを感じないが、相当な臭いを発すると言うカメちゃん、季節のバロメーターだ、嫌われ者だ。

季節のバロメーターと言えば「雪虫」。雪虫は蚊を小さくし太らせたような白い虫だ。飛ぶのが遅い白い虫なので「これが雪虫」と誰にも判る。これが飛ぶと「間もなく雪が降るぞ」という知らせらしい。確かに当たっている。今年は初冠雪のあった日に目撃しているが、その後は見ていない。でも、間もなく飛ぶのは間違いない。

去年、庭先のカラ松の下に「落葉キノコ」がそれなりに顔を出し結構食べられたが、今年は未だ生えて来ない。どうしたんだろう。今年の落葉キノコは不作なのか。

その代わりに何年か前にナラの木に椎茸の菌を入れておいた「ほだ木」から椎茸が出てきている。直ぐ伸びるらしく10センチほどの傘を持つ立派な椎茸だ。あまり椎茸は好きではないけど。

収穫の秋は農産物ばかりではない。ヤマブドウ、猿梨(こくわ)、各種キノコ類、山歩きの好きな人にはたまらない季節だろう。

10月8日朝。いい季節だ。未だ時々咳が出る。風邪を引いて10日も経つのに。
コメント (1)
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