ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

間延び

2010-10-19 04:19:35 | Weblog
再び羊蹄山8合目付近から上が白くなった。間もなくアンヌプリも白くなるだろう。平地の気温が朝夕は一桁、最高でも12,3度、この時期の天候になった。今までが暖か過ぎたのだ。

パ・リーグ、クライマックスが盛り上がっている。昨夜、ロッテとホークスの試合を見て感じた。ロッテは荒れ気味の先発投手を3回で諦め、後続がしっかりと押さえた。一方、ホークスの先発投手・大隣は絶好調、完封する勢い、公式戦よりは安定していて、点を取られる雰囲気はなかった。

しかし、5回で好投の大隣を交替させ、自慢のリリーフ陣に期待したが、疲れからか打たれ、逆転を許した。誰が見てももう一、二回投げさせて様子を見て、少しでも打たれたり、疲れが見えたら交替、という雰囲気だった。それが即交替。ロッテが早めに投手交代した影響もあるだろう。大隣の公式戦での投球もあるだろう。短期決戦と言うこともあるだろう。でも、投手交代によって両チームの明暗は分かれた。今日の試合に影響を及ぼすか否か興味深い。まあ、盛り上がっていることはいいことだ。

一方のセ・リーグ、20日からクライマックスが始まる。なんでこんなにズラすのだ。同じようなスケジュールでやればいいだろう。今日でパリーグの日本シリーズ出場チームが決まる。そして、日本シリーズが始まるのは30日から。ほぼ10日間も間が空く。俺はこの空白期間をなんで作るのだ、さっさとやれよ!、と言いたいのだ。盛り上がっている、その盛り上がりが一度何処かに行ってしまうのだ。こんな調子だから日本シリーズで盛り上がるのは難しい。この間延びが盛り下げてしまうのだ。

昨日、30代の若者と昼飯を喰った。彼は三浦半島の漁港の近くに生まれ育ったとのこと。そして「刺身は食べられない」らしい。で、俺に聞いてきた。「食べ物に好き嫌いはないのか」と。当たり前だ、何でも喰わないと生きていけない時代、環境に育ったのだ、と。俺が「随分いい家庭で育ったんだな」と言ったら「まあ、そうですね。食べ物には不自由しませんでした」と。俺は思うのだ。貧乏で何でも喰わなきゃ生きていけない時代に育ったことが幸せだったのだ、と。子供の頃、チョイスが出来ないことはいいことなんだ。

10月19日朝。今日の気温は最高13度、最低3度だ。霜が降りるかな。
コメント
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