ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

初雪

2010-10-27 05:01:30 | Weblog
朝、函館のホテルから家に電話を入れたら、起きたときは一面雪で真っ白だが今は溶けている、との連絡を受ける。里に降る今年初雪だ。
朝飯を食べて函館を出発するときは青空、快晴だったが真っ黒い雲が出てきて、雨に成り、ミゾレになった。黒松内町と蘭越町辺りでは道路に積雪があった。そこを走っていると下り坂で赤色ランプが点滅している。救急車が向きを変えて、ピポピポとサイレンを鳴らし始めて走り出した。

真っ白い新しい乗用車が雪でスリップしたのだろう、道路脇ガードレールに突っ込んでいて、フロントが大破していた。その運転手を救出し、病院に運ぶところだった。

少し走ると全然積雪もないところあり、場所によってだいぶ積雪の具合が違う。蘭越町の街中は全然降らなかったかのようだ。

しかし、同級生の諸君、ニセコをだいぶ気に入ってくれた。夕方ニセコに入り、我が家で一杯やって、ホテルに泊まって翌朝洞爺湖に向かった。だからニセコにいた時間なんてホンのわずかだ。それでも「ニセコはいいね」を連発だった。美しい羊蹄山もニセコ連峰も見ていないのに。酒が飲めればいいのかな。まあ、でも、笑いの絶えない愉快な3日間だった。

午後、近藤小学校の学校評議員として授業を参観する。1,2年、3,4年、5,6年と2学年を一つの教室で教える複式学級だ。一人の先生が小さい教室で2学年の授業を行うが、仕切りも何も無い。黒板が二つあって、一方に教えているときは片方は与えられた課題や問題を解いている。小さな教室に仕切りはないのだが、空気の仕切りがあるかのようにきちんと分けて授業を行っている。たいしたモンだ。

校長先生から近藤小学校の生徒の成績の発表があったがレベルの低い全道の成績は問題外、全国平均よりはかなり上のようだ。俺もこのような授業を受けていればもっと頭が良くなっていたのに、と思うほどだ。近藤小学校、いいムードで授業を行っている、そんな印象を持ったな。

今朝も辺り一面白い。屋根の湿っぽいというか水っぽい雪が落ちる音で目が醒める。屋根の雪が落ちる音で目が醒める。そんな季節になったのか。

10月27日朝。今、里の紅葉はピークと言っていいだろう。
コメント
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