大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントの勘違い

2007年02月14日 | Weblog
患者さんはインプラントの手術と言うと皆同じだと思っています。
しかし、実はそれぞれ個性があります。
骨の硬さ、歯肉の厚さ反応、人それぞれ違います。
又、何と言っても大きな違いを生むのがタバコです。

骨の硬さはおおよそ4段階に分けて我々は区分していますが、一人の患者さんの顎の中でも場所によって、全く硬さが違ったりするのです。
上顎と下顎では全く硬さが違います。
上顎は下顎の比べて殆どの場合、相当に軟らかい、当然インプラントには難しい状況の事が多いです。
その分、下顎よりも長めに治療期間を考えなければ成りません。
ですから、私は全顎的に治療させて頂く場合、上顎の方からさせて頂きます。
私の場合、当然即時荷重、即時GBR骨再生、歯肉再生して仮にですが綺麗な歯を入れて差し上げられる事が殆どです。
それから、1ヵ月半位あけて下顎をやはり同じように治療させて頂きます。
そうすると丁度下顎が治る頃に上顎も治り、まず下顎から本歯をだいたい1ヵ月半位で方が採れますので、2ヶ月位にはセラミックで綺麗に歯が入ります。
それから上顎に行き、本歯の方を採り、セラミックで綺麗に入れます。
こう言う順番で行けば、一番初めの上顎のオペから、4ヶ月程度本歯に行けます。
これでも、世界的なレベルからは最速です。
ここが、骨の条件で差が出る所です。

それから歯肉ですが、これも中にたまに何故か治りの悪い方がいます。
殆どの方は綺麗に治るので、理由不明ですが、傷が開き易く痛い思いをする方が稀にいます。
個人的には、血の中の酸素が足りないのかなと感じています。
後は遺伝的な要因かなと感じています。
正直分かりません。
ここら辺は勉強不足で、まだまだ学ばねば成らないなと感じています。

この様に患者さん一人一人で全く異なる為に、他の方のお話は当てには成らないと考えていて良いと思います。
もっと精密に調べられる機器が発達して、個別に診断される時代が来るまではまだまだかなり時間があると思います。

どうすれば良いのかと聞かれれば、インプラントを考えているのなら、まずタバコは止める、カルシウムを取るように心掛ける、血が増えるような食べ物を心掛ける、こんな事が基礎でしょうか。
不摂生してて、インプラントで救われよなんて、美味しい話はないと言う事です。


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