大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラントトラブル3

2007年02月10日 | Weblog
一口にインプラントと言うと,何でも同じであると患者さんは誤解をしますが、インプラントにも色々あります。
最近関西の方で裁判に成っているのは、骨膜下インプラントと言って、全く違うものです。
これは、大きく歯肉を骨から剥がして、骨の型を採り,その型から骨の上に乗っかる枠組の金属の板のようなものです。
当然,型を取る時にも、手術で歯肉を大きく剥がしますし、その金属の板を入れる時にも同じように大きく剥がして装着します。
手術侵襲はそれはそれは大きいものです。
このインプラントほど評判が悪いものはありません。
我々40台以降のDRは殆ど経験した事はないのではないでしょうか。
大学や大きな口腔外科の病院に行けば、必ずこのインプラントの被害者が沢山います。

骨膜下インプラントはインプラントという名前が付いていても、現在使用されている歯根型インプラントとは、全くの別物です。
インプラントとは、とにかく何でも良いから体の中に入れるものを総称してインプラントと言ってしまう場合もありますので、正確に歯根型インプラントと言った方がいいかも知れません。
しかし、マスコミは面白おかしく攻撃してきますから、話題性という点のみでインプラントとして取り上げるのでしょう。
こう言うデマのような情報に惑わされない為には、やはり自身でしっかりと情報を把握して行くべきと思います。
興味本位で知りたい情報だけを集めたいとか、知りたい事だけで良いとかでは正確に情報を把握出来ないでしょう。
非常に残念ですが、その点で問題のある患者さんも増えているようです。

そう言う方と,訳の分からない古いものであるインプラントをやろうとするDRがぶつかるとこう言うトラブルに成るのでしょう。

因みに骨膜下インプラントが失敗すると悲惨な状況が待っています。
骨が溶けて炎症を起こし、歯肉が腫れて、痛くて口も閉じられなくなり撤去でも大変な思いをさせられてしまうのです。
悪い事は言いません。
骨膜下インプラントだけは止めましょう。


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