大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

親知らずの抜歯と抜歯即時荷重インプラント手術を一度に終わらせます。

2021年01月20日 | 日々のインプラント臨床の話

本日は、こちらの手術をさせていただきました。

右下奥に横になって骨に埋まっている親知らずの抜歯と手前の歯根破折してる大臼歯の抜歯即時インプラント、即時荷重インプラント治療です。

普通の先生なら何回かに分けてする手術ですが、私は患者さんは同じ部位を何度もいじられたり手術されたりするのは嫌だろうと思って、麻酔の効く範囲内でできる治療はできるだけ1回で終わらせてあげたい、と思っています。

なので、手術、治療時間が掛かって大変なのですが、望まれる患者さんにはそのように局所麻酔が効いている範囲内の部位の治療は1回のお約束でするようにしています。

外科的なことから言えば、麻酔が効く範囲内は近いと言えますから、別々に手術したりしたら手術部位の直ぐ近くに感染源になるモノがあるのは良くない、と言う判断がその根底にあります。

言い換えれば、内臓の外科手術する時に、悪い出来物があれば、必ず一緒に取る、取り切るのが原則だ、と私は思います。

しかし、歯科では何故か歯の治療でも1本1本ずつしか治してくれない、と良く患者さんは言われます。

私の所に来られて、初めて麻酔の効く範囲内のブロック治療とかを経験されて、これが本当の医学的な処置ですよね、と感想を言われた方もいました。

感染源が隣りとかにあるのにそこだけ治して、又隣り治してが普通だ、と皆んな信じています。

でも、それだと口腔内全体で考えても、感染源があり続けながらの治療ですから、感染源が一気に減ることは不可能だ、と思いませんか?

それが、なかなか治りきらない、何か何時までも通わないといけないことになってる原因だ、と私は思っています。

病気を治すなら、悪いモノは一気になくす、あとは生体の治癒に任せる、が外科医学だと思うんです。

だから、敢えて私は本日したような手術をします。

逆に言うと、私はここまでの一気にやる手術をしても、患者さんをそこまで辛い思いをさせないで済む、と言う自信があるとも言えます。

普通これだけの手術したら、多分2週間は腫れ痛みで患者さんは苦しまれることになります。

私は、身体に優しい腫らさないから痛くしない手術に自信があるので、ここまで一気にやれます。

できるだけ腫れない痛くない思いをしたくなければ、親知らずは放置、手前の大臼歯だけ抜歯、そして、2ヶ月程度待ってインプラントが妥当だろう、と思います。

私のやり方なら、待ってる2ヶ月後にはセラミック冠が入り治療が終わります。

どちらが良いのか?は患者さんの気持ち、考え次第と先生の腕ですね。

私はできるだけ早く終わらせてあげたいので、私のやり方で行きます。

あと私のやり方のほうが顎堤保存が大きくできる、つまり骨とか歯茎とかを沢山残せると私は知っているので、私のやり方で治してます。

この顎堤を沢山残せる、と言うのも大事だが思っているので。

と言うことで、明日どのような結果が出るのか?ちゃんとご報告します。

たとえ上手く行ってなかったとしても、きちんと報告します。

お楽しみに。