私は17年前2000年から、即時荷重インプラントを本格的に始めました。
茨の道、でした。
賛同してくれる人はなく、やめて下さいと勤務医にまで言われ、外では嘘吐き呼ばわり、批判非難、誹謗中傷の嵐でした。
それでも、私は助けて下さいと言う患者さんに背中押され、ただ一人の応援者である故添島義和先生に励まされ、変人であることも相まって、決して止めることはせず、進み続けました。
2004年のPRDに受かった時は、まぐれだ、と陰口叩かれ、挙げ句の果ては、偉くなった気になってんじゃねえぞ、と脅されたりもしました。
さすがにこれには頭に来て、続く2007年のPRDにも再度出して、受かって見せる、と大見得切って、本当に受かって見せました。
その頃からオペ見せて下さい、と言う方が現れ、気を良くしてどうぞとうぞ、と幾らでも見せて解説しました。
そうしたら、なんと我流だと吐き捨てる輩も出たり、私の教えたことの成果で講師になったり、驚くような方とかまで出ました。
なので、オペ見せるのもどうなのかな?と嫌になることもあったりしました。
しかし、先日のぶきさんのセミナー受けて、水になれ、と言う武蔵の言葉を教えていただいて、まだ挫けてはいけない、と思い直しました。
私は、かように自分は軽く扱われ、恩知らずの者たちの素行を見ても、それは私が大成する為の修行と思うことにしました。
忘れはしませんが、それを糧にして、更に上に行き、必ず大成して見返して見せる、です。
道を進もうとすれば、必ず壁が出て来る。
それは、本気で進む気があるのか?と天に問われているのだ、と思うことに決め、決して負けない、挫けない、柳のようにしなやかに生きる、行くです。
私は、教えることは止めません。
どなたでも、オペ見も受けます。
残念ながら、例のfacebookの事件の方はきっと来ないでしょうが。
もう教えることがない、自分よりも優れた方が各地にいる、と分かったら、潔ぎよく引退し、かねてからの望み通り、総義歯の道に転身します。
さあ、我に引導を渡す若者よ出でよ!