大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

次代へ捧げる、即時荷重・極小侵襲・審美インプラントへの道4

2011年05月12日 | 日々のインプラント臨床の話
インプラントしたいとなったら、外科は避けて通る事が出来ません。

今回は、外科医としての心構え、姿勢について言及します。

歯科医は元来、凡そ外科とは遠く離れている世界に住んでいる医療人です。

そのような性向を持っている人物が、そのままインプラント外科、歯周外科に進んでしまうと、その性向が生涯に成ってしまう、それを如何にスイッチを切り替えて、対処して行くべきなのか、を私なりの考えを述べたいと思います。

私の知る限り、歯科医を志した若者は血を見るのが苦手、でもお爺ちゃん、お婆ちゃんの役に立つ仕事をしたい。
自分の祖父母は入歯とかで苦労している、だから、自分が勉強して歯医者になって助けてあげようとか言う動機の方が多いように感じます。

細かい仕事が好き、手作業が好き、手先が器用、とかも多いと思います。

それ自体を否定する気は全くありませんし、それはそれで良いと思います。

しかし、インプラント始めとする外科医療は、細やかな性格、悪く言えばチマチマしている傾向は非常に拙いことがあるのです。

外科医とは時として大胆不敵であらねばならない、行くべき所は腹を据えて一気に行き、危ない所では急停車できる、そう言う性格が向いている、と思います。

代表的名医として浜松の石川先生を実例でご紹介しますが、石川先生は切開を入れる時に”爽やかに、スパッと入れる”と名言されています。

この感覚がとても大事だ、と私も思います。

石川先生の場合は、先生ご自身の性格ともマッチして”爽やかに”切れるのでしょう。

私の場合はせいぜい行くべき所では”スパッと行く”位で、”爽やかに”はなかなか行けないと思います。

しかし、感覚的表現で申し訳なのですが、”爽やかに切れる”と言う感じは、知識として知って置けば凄く役に立つ考え方だと思います。

具体的に解説を私なりにして見ます。

切開は、メスで当然入れます。

切るべき部位は、必ずしっかりと支え、粘膜を張った状態にして、そこにメスを入れるべきです。

唾液で滑るなら、ガーゼを用いてでもしっかりと張らせましょう。

そこに力ではなく技、角度、刃先を留意してメスを入れます。

そして重要な事は、メスを入れたら決して迷わず引く、スッと引くことです。

即ち、ビクビクしてメスを使うとスパッと切れず、迷い傷になって治りが汚く、痛ませてしまう、と言う事なのです。

ドキドキするのを押さえ、腹を決めてスパッと切る。

これが重要です。

更にもっと重要な事は、骨面に達するまでしっかり切る、と言う事です。

初心者は、とかく歯医者らしくチマチマ、ドキドキで少しずつ確かめながら切ろうとします。

これが一番拙い。

腹を決めて、一気呵成に骨まで切るつもりで切開する。

これが出来るだけで治り方が全く違って来ます。

勿論、切っても安全な所を知り抜く事しか気持ち良く切ることを”爽やかに”はできないでしょう。

名人の語る切開のコツ”爽やかに”切る。

それには、行くべき時には腹を据えて一気に行き、危ないと感じたら急停止する、そう言う性格が良いと言うことです。

このような性格、性向は凡そ一般的歯科医のそれとは全くま逆である、と私は言いたいのです。


インプラントの入口、外科に通じるには、この心構えが凄く大事である、と私は言い切ります。

道具立て、心構え、本当に役に立つ事を目指し、実に細かい話、知っていても意外にされていない話から説き起こして行きます。

それでは、次回。



残念な患者さん

2011年05月12日 | 日々のインプラント臨床の話
わざわざ専門家から私を紹介され、写真に写っている部位にインプラントを考えている、とのことで来られた方です。

余所では当然の如くサイナスリフト、骨造成GBRでと説明されてたそうです。

確かにかなり難しい状況です。

しかし、私は歯科用CTも診た状況で、最低侵襲でソケットリフトでできる、と断言できます。


にも関わらず、患者さん自身が理解が浅く、良く分かってないようでやる気がないようです。

となると歯を削ってブリッジでしょうか?


今40歳の女性が、こんな状況では、長い人生の中でかなり深刻な状況に陥ることでしょう。

気の毒ですが、患者さん自身が招いたことなので、仕方がないです。


患者さん自身も勉強することの必要性を凄く感じます。

不勉強は身を滅ぼす元です。

現政権見れば、分かる話でしょう。

真面目に学ぶ。

それだけが身を助けます。

PS.今後も残念な患者さんシリーズ実例を挙げ、患者さん達に問題提起をして行きます。
真のより良き医療の実現には、敢えて実例で問題提起することが何よりの題材に成ると考えてのことです。勿論、全て匿名で、個人が特定できるようには絶対にしません。
真逆な立派な患者さん実例もシリーズでご紹介いたします(勿論、匿名)ので、学ばれて下さい。

5月11日(水)のつぶやき

2011年05月12日 | Weblog
11:03 from Keitai Web
私は多分普通の人より、二桁違いで神仏へのお詣りをしています。又それを20年以上続けて来ています。それで気が付くのですが、最近は良い年して、何もご存知ない方々が凄く増えてます。作法、マナーを知らない。彼らは日本人なんでしょうか?私は別格でも、恥ずかしい。
11:08 from Keitai Web
私の嫌いなもの、修学旅行のガキの団体。まあ、仲見世で横柄に振る舞い、酷いもんです。観音様が見てるのに恥ずかしくないのか。先生も全く管理できてないで放置。頼むから来ないでくれ。ここはディズニーランドじぁない。信仰の地だ。
by mgenchan on Twitter