研究用模型をしっかり採れること、まずこれが一番大事です。
概念的説明をすれば、加藤武彦先生が良く話されるアイロン掛けしたような印象を採る、と言う事です。
それにはアルジネート2重印象が良い、とお勧めします。
まず硬めに練った1次印象でトリミング、までの説明を致しました。
そこまでで来たら2次印象です。
1次印象をバーナー等で良く乾燥させます。
やり過ぎると変形を招くので、表面が焼けて白くなる程度に留めて下さい。
焼いたら当然熱くなっているので、その時に接着剤を十分に塗ります。
暖められているので、乾燥もきちんとできるし、変形予防の為の冷ます事にも繋がりますので、手早く行って下さい。
アルジネート印象材は、時間と供に変形をして行く定めにある印象材ですから、全ての作業は手早く行うことが重要です。
接着剤は必ず、内面だけではなく外側の越えている部分までしっかりと縫って下さい。
そして、いよいよアルジネート2次印象です。
これはかなり練習が必要で、かなりトロトロに練ります。
目安は、決められている水の量より1,2~1,5倍かなり多い水の量で頑張って練ります。
機械では練れないかもしれませんので、ラバーボウルで手練をお勧めします。
練習していないとまずできません。
垂れて垂れて仕方がないのを何とか使う、と言う感じです。
なので、患者さんの衣服の防御は完璧にして置いて下さい。
それ位トロトロなのを1次印象面に塗り,患者さんのお口に入れます。
勿論、座位で閉口状態にしていただきます。
トレーは決して動かさない、患者さんも歯科医も動かない、頑張る!です。
舌の位置、トレーの位置、真ん中で真っ直ぐ、咬合平面をトレーの取っ手が3次元的にチャンと正しく表現できている事、これらがチェックポイントです。
しっかり固まるまで頑張ったら、中は陰圧になっている筈なので、そのまま採ろうとすると変形させてしまいます。
なので、必ずエアーとか霧をスリーウェイシリンジで入れて、自然に浮かせるようにして外して下さい。
そっと外したら、直ぐに水で洗い流したら、即石膏を注ぐ、これが凄く大事です。
石膏は硬石膏が丁度良いです。
分液比を正確に守って、アイロン掛けしたのが全部写し取られるように石膏模型を作製して下さい。
これで、研究用模型は出来上がりです。
固める時に、印象材が何処かにぶつかって変形したりしないよう、十分に注意を払いましょう。
勿論、湿箱に入れて固める事は言うまでもありません。
本当は、トレーの取っ手が咬合平面を正しく表現できてれば、それを元にして石膏を注ぐと形態を具体的に表現している良い模型になります。
この話が次回に繋がる話に成ります。
今日はここまで、では又次回。
概念的説明をすれば、加藤武彦先生が良く話されるアイロン掛けしたような印象を採る、と言う事です。
それにはアルジネート2重印象が良い、とお勧めします。
まず硬めに練った1次印象でトリミング、までの説明を致しました。
そこまでで来たら2次印象です。
1次印象をバーナー等で良く乾燥させます。
やり過ぎると変形を招くので、表面が焼けて白くなる程度に留めて下さい。
焼いたら当然熱くなっているので、その時に接着剤を十分に塗ります。
暖められているので、乾燥もきちんとできるし、変形予防の為の冷ます事にも繋がりますので、手早く行って下さい。
アルジネート印象材は、時間と供に変形をして行く定めにある印象材ですから、全ての作業は手早く行うことが重要です。
接着剤は必ず、内面だけではなく外側の越えている部分までしっかりと縫って下さい。
そして、いよいよアルジネート2次印象です。
これはかなり練習が必要で、かなりトロトロに練ります。
目安は、決められている水の量より1,2~1,5倍かなり多い水の量で頑張って練ります。
機械では練れないかもしれませんので、ラバーボウルで手練をお勧めします。
練習していないとまずできません。
垂れて垂れて仕方がないのを何とか使う、と言う感じです。
なので、患者さんの衣服の防御は完璧にして置いて下さい。
それ位トロトロなのを1次印象面に塗り,患者さんのお口に入れます。
勿論、座位で閉口状態にしていただきます。
トレーは決して動かさない、患者さんも歯科医も動かない、頑張る!です。
舌の位置、トレーの位置、真ん中で真っ直ぐ、咬合平面をトレーの取っ手が3次元的にチャンと正しく表現できている事、これらがチェックポイントです。
しっかり固まるまで頑張ったら、中は陰圧になっている筈なので、そのまま採ろうとすると変形させてしまいます。
なので、必ずエアーとか霧をスリーウェイシリンジで入れて、自然に浮かせるようにして外して下さい。
そっと外したら、直ぐに水で洗い流したら、即石膏を注ぐ、これが凄く大事です。
石膏は硬石膏が丁度良いです。
分液比を正確に守って、アイロン掛けしたのが全部写し取られるように石膏模型を作製して下さい。
これで、研究用模型は出来上がりです。
固める時に、印象材が何処かにぶつかって変形したりしないよう、十分に注意を払いましょう。
勿論、湿箱に入れて固める事は言うまでもありません。
本当は、トレーの取っ手が咬合平面を正しく表現できてれば、それを元にして石膏を注ぐと形態を具体的に表現している良い模型になります。
この話が次回に繋がる話に成ります。
今日はここまで、では又次回。