インプラントは魔法の金属のネジではない、どちらかと言えば患者さんの体の中に異物をねじ込んで留めているもので、ある意味では恒常性が保たれていた組織内に異物を入れることで正常ではない状況を作りだしているもの、と言う認識の方が正しいだろう、と私は今回の学会で再認識しました。
生物学的に正しい状況は、インプラントが存在しない状況である事には疑いはありません。
天然歯が何時までも虫歯や歯周病にやられず、健康な状態で維持され、歯列、顎の噛み合せ、位置関係が3次元的に正しければ、それは理想的な状態と言えるでしょう。
しかし、そのような状態を維持できる方は全人口の3%もいないでしょう。
殆どの方が何がしかの歯の治療を必要とし、年齢が上がると供に歯を失うのが人生の姿になっています。
その場合、失われたところだけを復活させるのにインプラントを用いれば、非常に残っている歯に負担を掛けることなく、歯列、噛み合せ、顎の位置関係が保たれる訳です。
これこそが一番のインプラントの有効な使い方であり、今後の正しい使い方なのでしょう。
しかし、今現在はその段階に来ていません。
今は過去の清算をしなければいけない世代なのです。
散々弄られ治療し尽くされて、それからインプラントと言うのが今でしょう。
歯、歯茎、骨が厳しい状況で、いよいよ駄目になってインプラントと夢を掛ける方も増えていると思います。
しかし、インプラントは魔法の杖ではありません。
単なるチタンでできた直径4mm程度の太さ、長さ13mm程度の表面がザラザラのネジにしか過ぎません。
その事を今漸く世界中が生物学的ルール、エビデンスと言う言葉で語り、ルール造りをしているのです。
インプラントの周囲にはどの位骨があれば大丈夫か?歯茎はどれ位厚く、どうなっていれば良いのか?隣の歯はどうすべきなのか?が語られているのです。
しかし、正直に申せば、これらの条件は全て天然歯でそのまま語られるべき条件にしか過ぎず、それがインプラントと天然歯ではどう違うのか?がまだまだ未熟であった、と言う証左にしか過ぎないのでは、と思うのです。
審美的な結果を導き出すには、ただ単に歯を残すだけでは得られません。
歯を支えている歯茎、骨、顎の噛み合せ、歯列が整っていないといけない筈でしょう。
つまりは、これらの治療を天然歯で行えない者では、更に難易度が高まるインプラントではできる筈がない、と言う結論にならざるを得ない、のです。
当たり前と言えば当たり前の結論ですが、そんな事すら振り返られる事もなく、わが国では空前のインプラントブームが巻き起こってしまったのではないでしょうか?
これはくしくも、私が大昔から主張して来た本来の歯科治療に長けている先生でないとインプラントを手掛けてはいけない、と言う論にぴったり一致していると思います。
にも関わらず、わが国ではそう言う所からインプラントが始まらなかった。
これは、冷酷な事実です。
異物を魔法の杖、ネジと信じ込んだゆえの残念な結末が、わが国に置いてこれから多発する、と言う私の予言が当たって欲しくはないのですが、当たってしまうのでしょう。
その選択の重さは、業界内では負いきれていません。
だからこそ、患者さんご自身が賢くなって自己防衛をしないといけない時代なのです。
私自身は自分が関わった患者さんしか実際に処置できませんし治せません。
それでは気が咎めるので、このようにブログ内で書き、注意を喚起する以外にできることがないのです。
インプラントを魔法の救いの杖、ネジにするには、あなた自身の心に掛かっているのです。
天地神明に誓って、患者さんの為に世の為人の為に、私は信じるものを情報開示して行きます。
このブログがあなたのお役に立てれば何よりも幸いです。
KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、歯科医向け専門書を出版している医院であり、あなたの夢を叶える為に全力を尽くします。
お問合せは03-3777-0044、又は kmdental21_genmatsumoto@yahoo.co.jp まで。
繰り返しますが、患者さん向けにネットに書けない本音のインプラントの話、「これを読まないうちにインプラント治療は受けないで下さい」、無料特別レポートを書きました。
ご希望の方はメール、もしくは03-3775-0044までご連絡下さい。
生物学的に正しい状況は、インプラントが存在しない状況である事には疑いはありません。
天然歯が何時までも虫歯や歯周病にやられず、健康な状態で維持され、歯列、顎の噛み合せ、位置関係が3次元的に正しければ、それは理想的な状態と言えるでしょう。
しかし、そのような状態を維持できる方は全人口の3%もいないでしょう。
殆どの方が何がしかの歯の治療を必要とし、年齢が上がると供に歯を失うのが人生の姿になっています。
その場合、失われたところだけを復活させるのにインプラントを用いれば、非常に残っている歯に負担を掛けることなく、歯列、噛み合せ、顎の位置関係が保たれる訳です。
これこそが一番のインプラントの有効な使い方であり、今後の正しい使い方なのでしょう。
しかし、今現在はその段階に来ていません。
今は過去の清算をしなければいけない世代なのです。
散々弄られ治療し尽くされて、それからインプラントと言うのが今でしょう。
歯、歯茎、骨が厳しい状況で、いよいよ駄目になってインプラントと夢を掛ける方も増えていると思います。
しかし、インプラントは魔法の杖ではありません。
単なるチタンでできた直径4mm程度の太さ、長さ13mm程度の表面がザラザラのネジにしか過ぎません。
その事を今漸く世界中が生物学的ルール、エビデンスと言う言葉で語り、ルール造りをしているのです。
インプラントの周囲にはどの位骨があれば大丈夫か?歯茎はどれ位厚く、どうなっていれば良いのか?隣の歯はどうすべきなのか?が語られているのです。
しかし、正直に申せば、これらの条件は全て天然歯でそのまま語られるべき条件にしか過ぎず、それがインプラントと天然歯ではどう違うのか?がまだまだ未熟であった、と言う証左にしか過ぎないのでは、と思うのです。
審美的な結果を導き出すには、ただ単に歯を残すだけでは得られません。
歯を支えている歯茎、骨、顎の噛み合せ、歯列が整っていないといけない筈でしょう。
つまりは、これらの治療を天然歯で行えない者では、更に難易度が高まるインプラントではできる筈がない、と言う結論にならざるを得ない、のです。
当たり前と言えば当たり前の結論ですが、そんな事すら振り返られる事もなく、わが国では空前のインプラントブームが巻き起こってしまったのではないでしょうか?
これはくしくも、私が大昔から主張して来た本来の歯科治療に長けている先生でないとインプラントを手掛けてはいけない、と言う論にぴったり一致していると思います。
にも関わらず、わが国ではそう言う所からインプラントが始まらなかった。
これは、冷酷な事実です。
異物を魔法の杖、ネジと信じ込んだゆえの残念な結末が、わが国に置いてこれから多発する、と言う私の予言が当たって欲しくはないのですが、当たってしまうのでしょう。
その選択の重さは、業界内では負いきれていません。
だからこそ、患者さんご自身が賢くなって自己防衛をしないといけない時代なのです。
私自身は自分が関わった患者さんしか実際に処置できませんし治せません。
それでは気が咎めるので、このようにブログ内で書き、注意を喚起する以外にできることがないのです。
インプラントを魔法の救いの杖、ネジにするには、あなた自身の心に掛かっているのです。
天地神明に誓って、患者さんの為に世の為人の為に、私は信じるものを情報開示して行きます。
このブログがあなたのお役に立てれば何よりも幸いです。
KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、歯科医向け専門書を出版している医院であり、あなたの夢を叶える為に全力を尽くします。
お問合せは03-3777-0044、又は kmdental21_genmatsumoto@yahoo.co.jp まで。
繰り返しますが、患者さん向けにネットに書けない本音のインプラントの話、「これを読まないうちにインプラント治療は受けないで下さい」、無料特別レポートを書きました。
ご希望の方はメール、もしくは03-3775-0044までご連絡下さい。