ご連絡:インプラントの真実のHPが開いても真っ白な状態ですが、スクロールして画面を下に辿って下されば読めますので、お手数ですが宜しくお願いします。
実は昨日は恒例の出張オペでした。
その内容が例の時代錯誤のオペともろに噛んでいるので、紹介しましょう。
その女性の患者さんは、やはり若い頃に外傷で側切歯を打撲していて、神経が取られ被せ物、それも高級なセラミックの歯を入れていました。
しかも、根の尖端に病巣が出来たのを措置するつもりだったのでしょう、根尖には何か充填物が写っていました。
歯根自体も外傷の影響で、そろそろ駄目になる状況で、私の元にご相談に見えてインプラントが後々の為にも安心でしょうと言う事で担当医の先生の元に出向いてオペとなりました。
抜歯自体も外傷ですので意外に難しく、丁寧に歯根を取りました。
ここら辺にも、オリジナルの手口があります。
抜歯後、骨の中の病巣を取り除くのにも、海外で入手して来た器具を使い細かく丁寧に行いました。
骨髄の中はまるで火山岩のように骨稜がそこ彼処に伸びていて、病巣を手繰って行くと思わぬ広がりを見つける事もしばしばです。
これを綺麗に仕切るには、独特の海外からの器具しか出来ません。
こう言う点に、成功率、患者さんが術後本当に楽かどうかの大きな差があります。
ダイヤモンドバーで削り取るとか、ピエゾで綺麗にすると言うDRが多いですが、骨髄の中の深い所まで追い掛けられるのか、私には疑問です。
ここまで病巣を取り切ろうとすると、申し訳ないですが、やはりかなり時間が掛かります。
しかし、患者さんの為にはしなければいけないのです。
今回も病巣をとりきるだけで30分弱掛かりました。
そこまでやって初めてインプラント植立です。
側切歯ですから骨の幅がない事は百も承知です。
寸分違わず、ピンポイントでホールを形成します。
これにもオリジナルの工夫が沢山あって、歯科用CTでの解析通りにやり切れる自信がないと、この処置はまず出来ないでしょう。
ホール形成がキチンと出来ているのかどうかの確認も、海外で入手して来た器具で確かめる事が出来ます。
ホール周囲に確かな手応えの骨の壁がある事を十分に確認出来た上で、インプラント植立出来ました。
ここまで注意深くやれば、当然の如く植立トルクは軽く35Nを超えます。
でも、今回は担当医の意向でヒーリングキャップで終了です。
骨とインプラントのギャップには骨造成材を充填して、隣の歯に接着させて狩り場を審美的に蓋するようにして、全て手術は終了です。
切りもしないし、縫合もなし、だからこそ患者さんは殆ど無痛でしょう。
こう言う手術が、現在の世界のレベルのものなのです。
手術時間は結局2時間弱掛かりました。
全ての処置をちゃんとして、患者さんのお体に負担にならないようにすると、これ位掛かるのです。
いたずらに時間が短い処置では、病巣の残存が心配ですし、抜歯がどれ位丁寧なのか不安です。
何よりも、インプラントホール形成が簡単とは言えない筈。
20分で本当に出来るものでしょうか?
通常のアポイントの3~4回分の処置をして。
私には疑問です。
因みに、夜は林先生のセミナーでしたが、考え方が殆ど同じで、先生がかなり私の意見によって来ているのが分かり嬉しく感じました。
真理、本物は同じ結論に到達するのです。
今日も、午前中インプラントオペで、しかも、インプラント学会のランチョンのプレゼン作り、更には新連載の最終稿チェックとシアトルセミナー前なので、大忙しでした。
明日も午前中、白鳥インプラントセンターで、先生にお願いしている患者さんの手術を見学させていただく予定です。
更に、夜は昭和大学のインプラント勉強会で、日本のインプラントの祖、小宮山先生のご講演です。
何だか、大忙しでしょう・・・
帰国しても、まだまだ続きます。
でも患者さんの為、インプラント学の為、頑張ります。
いつもの宣伝します。
今回の著書と連動しているDVDがmediwillさんから既に出ています。
面白いと思われました方、是非DVDも見てみて下さい。
お申し込みはこちらからです。
http://seminar.mediwill.co.jp/2009/01/28.html
臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。
安全・安心な即時荷重MIS審美インプラント治療の基準を、世界に提言します。
渾身のインプラント専門学術解説書”MISを追究したインプラント”
ご注文はhttp://www.ds-pub.jp/bk40.htmlへお願いします。
プロの方々へ
直接学びたい方は、見学を受けていますので、お問い合わせ下さい。
又講演依頼、プレゼン依頼、出張オペ依頼もお受けしますので、お問い合わせ下さい。
短時間、少人数でも大歓迎です。
参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.j-dol.com/dr/noritugu/default.html
http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/
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しかも、根の尖端に病巣が出来たのを措置するつもりだったのでしょう、根尖には何か充填物が写っていました。
歯根自体も外傷の影響で、そろそろ駄目になる状況で、私の元にご相談に見えてインプラントが後々の為にも安心でしょうと言う事で担当医の先生の元に出向いてオペとなりました。
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手術時間は結局2時間弱掛かりました。
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いたずらに時間が短い処置では、病巣の残存が心配ですし、抜歯がどれ位丁寧なのか不安です。
何よりも、インプラントホール形成が簡単とは言えない筈。
20分で本当に出来るものでしょうか?
通常のアポイントの3~4回分の処置をして。
私には疑問です。
因みに、夜は林先生のセミナーでしたが、考え方が殆ど同じで、先生がかなり私の意見によって来ているのが分かり嬉しく感じました。
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今日も、午前中インプラントオペで、しかも、インプラント学会のランチョンのプレゼン作り、更には新連載の最終稿チェックとシアトルセミナー前なので、大忙しでした。
明日も午前中、白鳥インプラントセンターで、先生にお願いしている患者さんの手術を見学させていただく予定です。
更に、夜は昭和大学のインプラント勉強会で、日本のインプラントの祖、小宮山先生のご講演です。
何だか、大忙しでしょう・・・
帰国しても、まだまだ続きます。
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短時間、少人数でも大歓迎です。
参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.j-dol.com/dr/noritugu/default.html
http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/