大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラント治療の最大のリスクファクターはDRである!

2008年11月17日 | 日々のインプラント臨床の話
学会の講演の中で最も印象に残ったのは「インプラント治療に置いて最大のリスクファクターはDRである!」と明言され、それに対して講演しているDR全員が同意していた事でした。

私も全く同じ意見です。
昨日のブログ内でも書いている事ですが、こう言う講演内容に対して関心が低い方々、先端的でコンピュータ誘導型とか解析型とかDRが楽出来るような治療にだけ熱心に聴講していて、トラブルの話に成ると退席して行く方がとても多い事が、一番大きな問題でしょう。

日本で一番初めにブローネマルクインプラント治療を施術された小宮山先生が講演されていましたが、これから近いうちにインプラント治療に対してバッシングが来るであろう、その時に、振るい落としがあって、生き残れる所は真っ当なインプラント治療をしているかどうかに掛かってくるに違いない、だから、自分自身の成績を良くするように頑張って行かないといけない、と言う事でした。

本当にその通りであると、私も大賛成です。
インプラント治療が良いものであると認められて、やたら目たら広がり、安易なDRが増えて、失敗例が増え捲くってマスコミ等で取り上げられて、業界が大打撃を受けるのは時間の問題である、と思います。

それは、私は20年以上前からインプラントに関わって来てて、かつてブレードだ、サファイアだと言う時代があった事を知っているし、体験しているからです。
その時とは時代が違い、確かにインプラントが良いものになった事は間違いないでしょうが、それでも施術するDRが下手であれば、本来得られる成功率とか、効果は得られないでしょう。

欧米では、チャンと教育を受けたDRと一般開業医では全く成功率が違う事は、常識化しています。
大学院生が治療したら70%、専門医なら95%と言うデータもかつてはあった位です。

私は個人的には日本の開業医は大学院生よりはましかな、と信じていますが、それでもインプラント97%の成功と言うのはそのまま信じてはいけない、と考えています。

こう言う本当の情報が知らされず、オイシイ話ばかりがHPやブログで書かれている事が大きな問題なのです。

たいして経験もしていないで、インプラントブームであるのに乗って治療している事は、そのDR自身は隠したがる事でしょう。
根拠のない自信を持っている危ないDRに引っ掛かると、生涯の禍根を残す事に成ってしまいます。

患者さん自身が試してからが出来ないのが、インプラントなのです。
インプラントは最初からブッツケ本番です。
そこをどう信頼出来るのかどうか、でしかないでしょう。

インプラントの治療上一番大きな問題は歯科医である、これは真実なのです。

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