元ベース弾きの田舎暮らしは

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贅沢な時間?三女のコンサート。

2008年06月09日 | 音楽

昨日 三女の学校のウィンド・シンフォニー(吹奏楽)の演奏会に出かけました。
大学の定期演奏会。娘はトランペット。場所は新百合ヶ丘です。

開場前から長蛇の列。
客席数が少ないため、満席状態。
学校が厚木から新百合に引っ越しして、都心に近くなり、聴衆も増えたのかも。
会場は新しい大ホール。3階まであるオペラ向きのリッチなホール。

日本初演の曲2曲を含む耳慣れない曲が多い。
メインの曲は、ウェストサイドストーリーから「シンフォニック・ダンス」
私の大好きな曲です。編曲も新しく日本初演とか。
指揮者は、アメリカのウィンド指揮者の重鎮。
練習時に意図が伝わらなく、通訳を叱る場面もあったと娘の話でした。

     

「歌い方」は若干不満。バーンスタインのレコードの印象が刷り込まれているためでしょう
テンポのゆれ(緩急)やダイナミックス(p~ff)が物足らない感じです。
でも演奏そのものはすばらしかった。
今まで聴いたウィンドのウェストサイドの演奏会のなかでも秀逸。
よくこの難しい曲をこなしたと感心です。半端な練習ではないでしょう。
木管のソロっぽいところや金管のハイトーンはすばらしい音です。

数日前にチケットを持ってきてくれた娘は「今回はどの曲も難しかった。」との弁。
現在3年生ですが、1~2年生時代と比べ、考えて吹けるようになったとの自信もちらり。
昨年に続き、授業料の一部免除の給費生になったことも関係ありそうです。
ただ演奏家コースへのハードルは越えられなかったようです。

     

今回も友人達も聴いてくれました。
昔のオケ仲間、会社の同僚、ブログ友達など。
ハンドルネームの凧?さんからは、娘にお菓子の差し入れもいただきました。
また学生時代のオケのトランペットの先輩は、娘を我が子のように心配してくれます。
東京を去る私にかわって、聴きつづけるとの温かい言葉です。
演奏会のあとのビールと焼酎で会話が尽きません。

唇の腫れに苦しみながらも演奏を楽しむ娘と、その演奏会を楽しむ父親です。
日曜日の午後の,穏やかな気持ちの贅沢な時間です。

画像  開演前のステージ(わくわくする時間です)
     演奏会のチラシ
     大ホール(演奏会の会場、豪華です。)
コメント (2)
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