元ベース弾きの田舎暮らしは

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ピアノ天才少年が映画の中で弾くのです!

2008年06月02日 | 映画/テレビ

日曜日 借りてきたDVDが予想外に面白い映画。
あまり期待してなかったので、「新発見!」の感覚です。

それはスイス映画」私のピアノコンチェルト」
タイトルに惹かれてつい借りました。

ピアノの天才であるだけでなく、IQ180の少年の物語です。
天才がゆえに、大人の心が透けて見え、悩みます。
事故を装い、凡人に戻ったと偽装します。
後半は、子供ながら、密かにITを駆使し株取引で大儲け。
大好きな家族にさまざまなプレゼント。父親には会社まで。
自分は、広い部屋を借り、ひそかにピアノを楽しみます。

この映画のなかの、少年のピアノシーンが妙にリアルなのです。
映像と音がシンクロしていて、演技で弾く感じではありません。
最初 こんな少年が本当に難曲を弾けるわけがないと不思議です。

実は、本物の天才少年が出演だったのです。
だから違和感なく、自然な演技でピアノが弾けるのです。

     

観るまで低予算のスイスのB級映画と思い込んでいました。
金がかかっていると思ったのは、最後のコンチェルトのシーンです。
本物のオーケストラと満席の聴衆の前で熱演です。

管楽器は、吹く真似ができますが、ピアノや弦楽器は素人の演奏は、バレバレです。
しかし 日本映画のスウィングガールズでも出演者が練習し、演奏していました。
一緒に観に行ったトランペット吹きの娘が「本当に吹いているよ」と教えてくれました。
「のだめ・・・」もテレビにしてはリアリティがありました。

休日の音楽映画は、心がリッチになります。
音楽のすばらしさを感じます。

画像  お薦めのDVD「私のピアンのコンチェルト」
     ミューザ川崎(昨年三女がほかの音大と合同演奏したホール、きれいです)
コメント (4)
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