私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

●大河小説「青春の門」の再スタート;●その1

2017年02月11日 22時41分29秒 | 郷土の歴史
大河小説「青春の門」の再スタート;その1

五木寛之の1969年スタートの大河小説「青春の門」が、「第8部 風雲篇」の途中
1994年(平成6年)4月以来、23年ぶりに週刊現代(平成29年2月4日号)で、
「新 青春の門」第九部”漂流編”として、再スタートしました。
これに先立ち、地元の西日本新聞社筑豊総局では、正月から再開記念の特集を組んで、
「おかえり信介しゃん」、五木寛之へのインタビュー「語る新青春の門」記事が
連載され、私もこれらの記事内容を興味を持って読みました。

「青春の門」については、以前のブログですが、こちらもどうぞ
●香春岳;「青春の門」の舞台、烏尾峠よりの風景  2016年06月16日

◎『青春の門・筑豊編』の舞台  2015年10月27日

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そして、去る1月29日、飯塚市のイイヅカコスモスコモンの向い側にあるコミュニティセンターで
「青春の門」を語ろう、の「青春の門フォーラム」があり、私も参加出席して充実した時間を過ごしました。
主催は、西日本新聞社、飯塚市立図書館です。

今回は、まず、私の”道中記”です。位置関係を示します。


直方駅から、福北ゆたか線に乗り、新飯塚駅で降ります。
ちょうど駅構内通路には、お雛様が飾られて、しばし華やかな気持ちになりました。


飯塚は、2月~3月にかけて、市内各地で、町をあげての「雛(ひいな)のまつり」が、開催されます。
旧伊藤伝右衛門邸、千鳥屋本家、麻生大浦荘、商店街、市内各地が雛まつり会場になっています。
次は、素晴らしく豪華な旧伊藤伝右衛門邸の雛飾りを見物した際の、ブログです。
*旧伊藤伝右衛門邸のお雛様見物に行って来ました*~その2~  2015年03月30日

*旧伊藤伝右衛門邸のお雛様見物に行って来ました*  2015年03月28日

大きな麻生飯塚病院の病棟群の横を歩きます。


私もこの病院に何度かお世話になっております。


歩いて遠賀川(嘉麻川)の沈下橋を渡ります。
沈下橋の向こうに、筑豊富士の名前で呼ばれる忠隈のぼた山が見えます。


そして、内住川です。沈下橋とぼた山と水鳥の遊ぶ風景が、のどかです。


内住川の河川敷に白蓮の歌碑があります。



「師の君の 来ますむかふと 八木山の 峠の若葉 さみどりのして・・・白蓮」とあります。


この辺りは、俳優の火野正平が自転車で巡るNHKBSの「日本縦断~こころ旅」に
登場しており、私もその時の映像を思い浮かべながら歩きました。

★☆NHK番組特記 「日本縦断 こころ旅」 九州上陸!★☆  2011年11月05日

**「旧住友忠隈ぼた山”筑豊富士”」について**  2012年09月14日

そして、嘉穂劇場のそばを通ります。炭坑の繁栄の頃の風情を色濃く残す
嘉穂劇場は、昭和6年に開場し、江戸時代の芝居小屋の特徴である
「桝席や花道、廻り舞台等」を持つ、貴重な施設です。






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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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4 コメント

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青春の門再スタート (権太楼)
2017-02-12 12:44:23
「青春の門」再スタートは嬉しいニュースですね。
でも、我が家にも「放浪編」「堕落編」はあるのですが殆ど読んでなかったような・・(汗汗)とにかく今後期待しています。

それから飯塚探訪も嬉しいです。若かりし頃、飯塚図書館に入り浸っていましたが、ここ数年は飯塚病院の人間ドックぐらいしか行ったことがないので・・
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私たちもタイムスリップ? (nonbiri-arukuyama)
2017-02-12 19:38:02
(権太楼)さま、コメントありがとうございます。「青春の門」の再スタートは、私たちにとっても、青春時代にタイムスリップの気持ちですね。「五木寛之さん自身が、お気に入りの筑豊地区」に着いての描かれ方は、不満の部分もありますが、小説ですから仕方ない部分もありますね。これから筑豊に帰ってきて、ハッピーな展開になれば・・・・と思います。 (権太楼)さんの若い頃、飯塚図書館入り浸り、とのこと・・・行動半径が広いですね。私も筑豊の知識を広げたいな、と思っています。
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青春の門 (関東の誠)
2017-02-12 22:01:49
こんばんは。
青春の門・筑豊編に接したのは高校卒業の時でした。
当時海援隊の母に捧げるバラードが流行っていて、私が福岡県の筑豊地区に縁の有る人間ということ“カミングアウト”しようと思いましたが、青春の門の中で登場人物の行動が東京に出てから以降ちゃっちゃくちゃらになってしまっていたので、共感できなくなりとうとう“だんまりを決め込んだ”ほろ苦い記憶が有ります。それを払拭できる内容を期待しています。
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期待出来そう?・・です (nonbiri-arukuyama)
2017-02-12 23:02:16
(関東の誠)さま、コメント有難うございます。確かに、私もそうですが、筑豊という自分の故郷に重きを置いている場合、青春の門の展開には、違和感がありますね。五木さんとのインタビューでの話では、「29才で信介が筑豊に戻り・・・」、良い印象の内容が期待されるようです。
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