私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎直方市と黒田家とのつながり、イメージキャラクター「ぼりたへえくん」登場◎

2014年02月13日 23時50分51秒 | 郷土の歴史

直方市と黒田家とのつながり、イメージキャラクター「ぼりたへえくん」登場

◎はじめに;直方市とNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」との関係です。
平成26年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は、直方や福岡県とも関係が深く、
放映開始されてから、色々と話題になっており、盛り上がりを見せております。
これに伴い、直方市でも地域の観光や商業工業活動の活性化をめざし、
関連市町村等と連携して、福岡ゆかりの人物である黒田官兵衛のPRとともに
福岡の歴史資源や文化資源を全国に情報発信し、観光客の誘致や経済の
活性化を図ろうとしています。

◎直方市と黒田家とのつながりは、次の通りです。
①黒田官兵衛(1546~1604)→長男黒田長政(1568~1623)
→黒田長政の四男・高政(1623~1639 直方市の初代東蓮寺藩です)
→⇒黒田長清(1688~1720、4代目藩主で、この時は直方藩となり、
黒田家の名君主でもあります)
②母里太兵衛(1556~1615)は、正式には、母里太兵衛友信(もりたへい とものぶ)で、
通称は太兵衛です。
母里太兵衛は、直方の福智山系鷹取(たかとり)城主で、黒田官兵衛、
長政親子に仕える重臣でした。
そこで、今回、直方市のイメージキャラクター「ぼりたへえくん」として登場した訳です。
そして「ぼりたへえくん」、つまり母里太兵衛が、直方市を元気付けます。
まず、今回話題とする場所の位置関係を示します。


1.直方市報平成26・1号の表紙は、「はじめまして『ぼりたへえくん』です」。

母里太兵衛は、名槍日本号を飲みとった黒田節で有名ですが、「黒田二十四騎」
およびさらなる重臣「黒田八虎」に数えられ、家中随一の剛の者といわれました。
イメージキャラクターの「ぼりたへえくん」は、日本号と酒杯を抱え、
まさしくこの場面を演じています。

*民謡の黒田節の大体の内容は以下のようなものです*。
「酒は呑め呑め 呑むならば~♪ 日本一(ひのもといち)のこの槍を~ 
呑み取るほどに呑むならば~あ これぞ真の黒田武士~♪」
文禄・慶長の役休戦中の際の出来事に由来するとされます。
戦国大名の福島正則の元へ、長政の使者として使わされた友信は、
正則の屋敷で、「酒を飲み干せたならば好きな褒美をとらす」としつこく勧められ、
更には黒田武士は酒に弱いなどと言われ、ならばと発奮し、名槍日本号を
飲み取ったとされます。

2.「黒田二十四騎」の母里太兵衛友信です。

太兵衛は、黒田家が筑前国に移封後、周辺への備えのための筑前の
代表的な城郭である直方の鷹取城1万8000石の城主を勤めています。
その後、官兵衛の孫の黒田高政が、元和9年(1623年)、直方の地に
福岡藩支藩として、東蓮寺藩(後に直方藩と改称)を築いています。
現在の直方市殿町に陣屋が置かれ、殿町の武家屋敷、古町の商人町
が形成されています。
また、官兵衛・長政親子により、直方の永満寺に高取焼窯が生まれるなど
黒田家と直方との関係が深いといえます。

3、4 直方市近津神社の絵馬「黒田二十五騎図」;元治元年(1864年)、
「黒田二十四騎」の絵馬を見るために、筑豊高校のそばにある近津神社に
出掛けました。近津神社の山門です。


近津神社のいかにも歴史を感じさせる絵馬です。天井の壁にずらりと飾ってあります。
左奥に「黒田二十五騎図」が見えます。


5.近くから眺めます。「黒田二十五騎図」は、福岡藩初代藩主黒田長政とともに、
有力家臣24名を配した画題で、藩内各地に50点以上残されている、とのことです。
ほとんどは縦長構図であるが、近津神社の絵馬は、珍しく横長の画面で描かれている、
との事です。


6.同じく近津神社の境内には、名君の直方藩主黒田長清公の歌碑があります。
「千加津川きしのもみぢばこころあらばまた来む秋の色なわすれそ」
その歌碑のはるか向こうには、福智山と並んで、母里太兵衛が城主を勤めた
鷹取山が見えます。


7.近津神社横の筑豊高校グランドから、福智山と鷹取山を眺めます。


[ご参考]~こちらもどうぞ!
◎「長崎街道レトロコースまち歩き」続き~◎その5(1);「江戸時代~直方藩のこと」

◎「長崎街道レトロコースまち歩き」続き~◎その5(2);「江戸時代~直方藩のこと」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆直方駅舎及び駅前広場の現状☆(H26.2)

2014年02月06日 09時35分00秒 | 日記
直方駅舎及び駅前広場の現状

現在の直方駅舎は、あの有名な水戸岡鋭治さんデザインで、
H23.4.29に開業していますが、100年の歴史を誇った旧駅舎、
駅前広場やその周辺では、解体工事や、掘削工事、地盤改良や、
道路変更、新築工事など、その後ずっと多くの工事が継続しており、
様相が日々変化していました。
私もJR通勤で、その模様を毎日見てきましたが、このところ、
ほぼ完成イメージに近くなってきました。
そんな直方駅舎と周辺の現況報告です。

1.2月1日現在の状況です。
左手に、旧国鉄バスセンター跡に建築された直方病院です。
(山部の筑豊病院が移転しました)
背景に福智山系が、ややかすんで見えます。ピークは福智山です。
中央のアーチは明治町商店街のアーケード入口です。
右手に、現在の直方駅舎です。直方駅周辺には、このように
マンションが立ち並ぶようになりました。
赤いJRバスのあたりが、駅前のロータリーです。



2.角度を変えて見ました。
右手奥に多賀神社、黒田家直方藩のあった御館山の丘です。
右手に直方駅の1番ホームに電車が停車中です。
福北ゆたか線で、博多まで行きます。
真ん中が直方駅舎です。
左端に明治町商店街のアーケードです。
駅前ロータリーに、赤いJRバスと、白い近郊用西鉄バスが、並んでいます。



3.H23.4.23時点での旧駅舎と新駅舎です。


4.その際に掲示されていた工事説明図です。
現在そのイメージに近付いています。


[ご参考です~こちらもどうぞ!]

●JR直方ウオーキング●に参加しました~その1

!直方駅舎が変わります!その4~明日29日に新駅開業

直方駅舎が変わります!!その3

!!直方駅が変化します!!その2

!! 直方駅舎が変わります !!

直方の冬景色そして初春へ~ その1

直方市のレトロ建築物紹介 その3

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆魁皇銅像の事☆

2014年02月01日 19時30分23秒 | ふるさとの人
☆魁皇銅像の事☆

元大関の魁皇は、
「初土俵 昭和63年春場所 ~最終場所 平成23年名古屋場所」の23年間を
活躍しております。
魁皇は、私達直方市民にとって、郷土の誇りであり、「直方(のおがた)」
という名を全国に広めてくれた功労者であり、郷土を元気付けてくれた英雄です。
また、私にとっても、同じ直方第二中学校出身で、実家は我が家から直線で300mくらいの
所にあります。という訳で、大相撲九州場所に出掛けたり、魁皇の直方市内パレードの
時には、追っかけをやったり、後援会場で間近に見たりしております。
(握手までは、たどり着いてはいませんが…)
また、個人名を掲げる珍しい「特急かいおう号(博多~直方間)」も直方を車両基地としており、
毎日の通勤で直方駅を利用する際には、駅構内で良く見かけます。
また、直方市役所や商工会議所には、魁皇に関する各種の関連の品物が展示されております。
そういう中で、「みんなの手で建てよう大関魁皇銅像」運動、募金活動が繰り広げられています。
もちろん魁皇ファンの私も頑張って募金をしておりますよ。
なお、魁皇銅像の除幕式は、平成26年10月26日とのこと、
銅像の設置場所について「JR直方駅前広場」とのことです。
そういった、「魁皇」に関する直方の風景です。
1.魁皇銅像のポスターです


2.直方市庁舎入口ある、小結優勝時の大きな額入り雄姿です。


3.怪力をいかんなく発揮した手形です。


4.番付表です。「大関 福岡 魁皇博之」が見えます。


5.鷹取学園制作の関脇魁皇関の手形です。


6.直方駅構内の「6時40分直方発博多行 特急かいおう号」の表示です。


7.博多行きホームの「特急かいおう号」です。2タイプの車両が走っています。




8.普段は並んで見ることは出来ませんが、気象条件の影響で、列車運行が乱れ
偶然に、運良く2タイプが並んだ「特急かいおう号」を見ることが出来ました。
背景の建物は、左手「直方市立図書館」、右手「ユメニティのおがた」です。


9.直方~博多間を、「篠栗」経由、50分弱で運行します。


****************************
みんなの手で建てよう大関魁皇銅像(直方市HPより転記)
http://www.city.nogata.fukuoka.jp/index/living/sonota/kaiou.html
「直方市が生んだ名大関・魁皇(現浅香山親方)は、23年間の現役時代、
度重なるけがにより満身創痍となった体で土俵に立ち続け、
優勝5回をはじめ史上最多となる通算1047勝のほか数々の金字塔を打ち立てました。
魁皇関の功績を顕彰し後世に伝えるため、平成25年7月2日、旧魁皇後援会有志と
市長を含む市関係者からなる大関魁皇銅像建立委員会が発足し、
銅像の建立を目指して活動を開始することを確認しました。
名誉顧問には小川県知事、会長には向野市長が就任しました。
建設資金は、市内はもとより全国の魁皇ファンに向けて平成25年9月1日から
1年間をかけて募金を呼びかけ、集まった資金を充てます。皆さまのご協力をお願いします。」
**********************************

[ご参考]
◎元大関魁皇写真展に行ってきました◎

魁皇関ありがとう~断髪式、そしてあれこれ

◎直方商工会議所の魁皇ゆかりの展示物◎

◎魁皇頑張れ!土俵生活23年、最多勝1046勝樹立!!◎

頑張れ魁皇! 郷土直方の星!! その1

魁皇関新記録おめでとう! そして更に頑張れ!!その2

魁皇表彰式 魁皇頑張れその3

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする