旧直方駅の河童のお姉さんに会いました。
1.遠賀川の河童伝説のこと
去る2月にこのブログにて、(関東の誠さん)より頂いたご丁寧なご指摘にもありましたが、・・・
直方は~広く見れば筑豊地区は、遠賀川とは深いかかわりがあります。
太古の時代から今日まで、筑豊人と遠賀川とは切っても切れない関係です。
日常生活や産業(農業やかっての石炭産業など)、交通とすべてに係わっています。
さて、遠賀川の河童伝説のことですが、(関東の誠さん)ご指摘のように、色々とあるようですね。
私も改めてこのことを知りました。
(1)ご参考
①参考本の紹介です。この本は、私がよく行っている直方図書館にもあり、読んでみました。
直方市の隣町宮若市に在住され、後半生をかっぱなどの陶芸と伝説収集に情熱を燃やされた
吉田龍四郎さんの著書です。
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書名;「水と甲羅(ミズ ト コウラ)」 ~2005年再版発行
副書名; 遠賀川の河童たち(オンガガワ ノ カッパ タチ)
作者;吉田龍四郎
発行所;自分史図書館
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著書には、遠賀川流域各地に関連する21の伝説や物語が記載されております。
そして、付録「全国の河童たち」として、日本全国の河童伝説が引用されています。
いたずら好きだが、最後は人間と共生する民話独特の物語がテンポよく描かれています。
河童は、中国から九州に渡来し、以後全国に移住し、伝説も全国に広がったとされます。
若松の火野葦平作の河童封じ地蔵尊についても述べられています。
②また、次のサイトには、この内容の要旨が掲載されております。
http://www.geocities.jp/book_of_tikuho/16kappa.htm
2.旧直方駅舎の河童のお姉さんのこと
(関東の誠さん)より・・・改札口に向かって三つ指ついて迎えてくれた“河童のお姉さん”の
ことが述べられていました。私もこのブログの「直方駅舎が変わりました~その5(2011.4.30)」で
このお姉さんの写真を掲載していますが、次のように、「旧駅舎「ありがとう直方駅回顧展」
会場内で、かっぱ像が「いらっしゃいませ」とあいさつしております。
http://blog.goo.ne.jp/nonbiri-arukuyama/m/201104
1河童のお姉さんの挨拶~「旧駅舎「ありがとう直方駅回顧展」
(1)そこで、旧直方駅に居た河童のお姉さんのその後を色々と尋ねて、今回、直方市の
隣町である宮若市本城地区で、『まちの駅「河童の里」』で、旧直方駅舎での河童のお姉さんに
実際に会う事ができました。
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旧直方駅での同じ雰囲気で、「ようこそ河童の里へ」と3つ指をついて迎えてくれます。
河童のお姉さんの背面の文言です。
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私もこの文言を書き出してみました。
『まちの駅「河童の里」』で堀村長さんにもお会いでき、村内を回りながら、焼き物のこと、
河童たちのことも親切にご案内して頂きました。
5窯の前での堀村長さん。これから焼く準備中の皿や茶碗、カップなどの陶芸作品が
沢山並べられていました。
6「河童の里」の陶芸教室内
7「河童の里」の民芸コーナー。もちろん、河童の像もあります。
8河童の里への入場を歓迎する河童たちです。
9イベントを行う舞台の隅にも河童たちが控えています。
現在の堀英躬村長さんは、上述の前河童村村長吉田龍四郎さんとともに、この陶芸の
仕事をされ旧直方駅の河童のお姉さんや、その他の多くの河童の焼き物を作って来られた
ようです。ご多忙中で、細かいことまでは聞けませんでしたが、河童のお姉さんはふるさとに
里帰りして、新たな仕事環境で頑張っております。
そして、現村長さんは陶芸「隠谷窯」の運営や、事業の枠を広げて、『まちの駅「河童の里」』
の事業をされているようです。また、地元宮若市の発展の為、福祉活動や陶芸教室開催など
幅広く活動されています。
3.次に紹介するのは、『まちの駅「河童の里」』のホームページです。
「河童の里」の民芸コーナーや陶芸コーナー、「産直しきの里」での新鮮産直品の販売コーナーが」
紹介されています。
http://www15.ocn.ne.jp/~kappa8/index.html
11「河童の里」の民芸コーナーや陶芸コーナー
12「産直しきの里」での新鮮産直品の販売コーナー
13『まちの駅「河童の里」』への入口です。背景は六が岳の山並みです。