私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎通勤(直方~折尾)車窓の風景~◎菜の花

2014年03月30日 02時22分03秒 | 日記
通勤車窓(直方~折尾)の風景~菜の花

3月も早や、終盤となり、4月が直ぐ目の前に近付いて来ました。
私の勤務する職場関連でも、学校の卒業式、職場の異動に伴う
送別会、そして新学期の準備など慌ただしい環境の毎日です。

特に3~4月は、出会い・別れ・旅立ちなど、そのような雰囲気は、
日々の通勤電車の中でも乗車している生徒、学生、社会人など、
色々な人たちからも感じ取ることが出来ます。

また、自然の季節ごとの美しい変化も、車窓から楽しく眺めることが出来ます。
菜の花は、今年もまた、春の訪れをいち早く伝えてくれて、遠賀川流域や
田園地帯やJR沿線でも華やかに楽しそうに咲いてくれています。
私の通勤ルートの、遠賀川・JR福北ゆたか線のささやかな風景をアップします。

遠賀川に架かる日の出大橋より、西岸側です。右手に長崎街道の大イチョウです。
左手の建物は、市民会館や直方郵便局です。




上流側の中ノ島(英彦山川と嘉麻川合流部)です。
遠賀川河川事務所付近は、桜の花が、一気に見頃になっています。
チューリップ広場も、色づき始めています。




直方駅から折尾駅に向う通勤途上のJR福北ゆたか線車窓風景です。
今回は、新入駅から植木駅、鞍手駅の間の、菜の花の見える車窓風景です。
新入駅を過ぎて、犬鳴川の鉄橋に向かいます


そして、遠賀川の支流、犬鳴川と河川敷を渡る鉄橋からの風景です。
その背景は六が岳です。




植木駅を通過して、九州縦貫道や九州新幹線の下を通り、列車内から
振り返ってみました。ちょうど高架橋を九州新幹線が走り、下り列車とも
すれ違うという願ってもないようなナイスタイミングに遭遇しました。(^_^)/~


いつも乗る電車は、2両連結のワンマン電車です。
運転席側からと、車両後部から適当に撮りました。
















鞍手駅到着です。


ところで、3月に入っても、寒暖の差があり、今年は桜も遅いかなあ?と思っていたら、
この数日間の気温上昇で、直方地方も一気に開花が進んでいます。
菜の花に引き続き、桜の開花状況が楽しみです。

ご参考;「直方の春の風景」 その3~遠賀川の菜の花
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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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コメント (2)
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☆★今年もまた崎山に行って来ました~新酒♪~補足編「沿線風景」

2014年03月25日 20時44分47秒 | 旅行
今年もまた崎山に行って来ました~新酒♪~補足編「沿線風景」

今年もまた、平成ちくほう鉄道に乗って、「林酒造場」での
「新酒を楽しむ会」に出掛けましたが、その際の沿線風景と関連事項を補足します。

1.平成筑豊鉄道直方駅から出発です。




2、3 1日フリーきっぷ(ちくまるキップ)を利用して乗車します。
これは、大変お得で、平成筑豊鉄道 伊田・糸田・田川線 1日乗り放題が出来て、
何回乗り降りしてもOKです。
また、「源じいの森温泉」入湯料無料で、今回ゆったりと温泉気分も味わいました。
その他にも特典があり、大人1,000円で、記念のパンフレットにもなり、おすすめ切符です。 




4.平成筑豊鉄道「伊田・糸田・田川線」の入った路線図です。


5.赤池駅近くの沿線風景です。「なのはな号」と「ゆめタウン号」が、連結して走行する
姿を初めて見ました!!


6、7 赤池駅です。上野焼の窯元は、ここから町福祉バスで約15分です。
また、"かもめの水兵さん"、"船頭さん"など童謡作曲の河村光陽の故郷でもあります。
駅舎や周辺は、これらのイメージが漂っています。




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補足;旧赤池町(現福智町)の広報紙「あかいけ」は、まちの歴史や風土に誇りを
持った広報活動で広報コンクールに於いても、数々の受賞歴があり、
常に高い評価を得ております。
私も炭坑遺産に興味を持つ筑豊人として、内容の深さや豊富な写真・資料、
明治鉱業赤池鉱業所をまちのシンボルとして、その取り組みには感動を覚えます。

①「広報コンクール受賞作品」
~福智町公式ウエブサイト~
http://www.town.fukuchi.lg.jp/shigoto/concours.html

②また、赤池町時代の、最終号は、日本広報協会の次の記事に、掲載されています。
*クリックするとPDFファイルがダウンロードされ、確認できます。
「広報あかいけ」 2006年最終号(PDFファイル:5.74KB)
http://www.koho.or.jp/recommend_kohoshi/documents/06_0314_akaike.pdf
ヒト・自然・歴史を大切にした赤池町の最後を飾る本当に素晴らしい広報内容ですね。

そして、その取り組みは、合併後の福智町広報紙「広報ふくち」に引き継がれています。
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8.さて、人見駅を過ぎて、遠賀川の支流英彦山川合流地点に近い
中元寺川を渡ります。背景は福智山系です。
真ん中に福智山、左端に鷹取山です。
NHK大河ドラマの黒田官兵衛、 長政親子に仕えた重臣の
母里太兵衛(1556~1615)は、直方の鷹取(たかとり)城主でした。


9、10金田駅です。平成筑豊鉄道の本社と車両基地がある駅です。
列車はここから田川伊田と田川後藤寺方面に分かれ沿線各地へ走っていきます。
平成筑豊鉄道では、カラフルな車両を眺めたり、乗車して色々な個性を楽しむ
事が出来ます。




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●ちょっとしつこい(^_^)/~ですが、ご参考です;このブログにて、紹介しておりますが、
次のように「平成ちくほう鉄道の色々な車両」も楽しみです。

●平成ちくほう鉄道の車両いろいろ;その1」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その2「炭都物語号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その3「平筑初期カラー 号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その4「ちくまる号(グリーン)」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その5「ちくまる号(ブルー)」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その6「なのはな号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その7「へいちく浪漫号」
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その8「ゆめタウン号」
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11 さて、列車は、「田川市立病院駅」を通過します。右手の井堰は彦山川、
背景の線路上の山は鷹取山で、真ん中に福智山です。


12 遠景に3つの奇異な山塊が見えますが、青春の門の舞台でもある、香春岳です。
左が三の岳、真ん中が二の岳、右手の平らな山が、石灰石採掘で低くなった一の岳です。


13、14 目的地の崎山駅に近づきます。




15 崎山駅です。田園風景の中に長いホーム駅で、古い駅舎が歴史を感じさせます。


16 帰路の源じいの森です。今回、1日フリーきっぷ(ちくまるキップ)で、途中下車して、
温泉にもゆったりと入り、余分に楽しむことが出来ました。
源じいの森駅周辺には、ふるさとセンター・源じいの森温泉と自然学習村・
ほたる館(宿泊施設)があり、今川渓谷を巧みに活用した渓流公園とオールシーズンの
キャンプ場もあります。


17 帰路の田川伊田駅の夕陽の風景です。
背景に旧三井伊田坑の大煙突と第二竪坑櫓が、伊田駅から
シルエットのように見ることが出来ます。
平成筑豊鉄道の田川線と伊田線の終着駅で、日田彦山線の乗り換え駅でもあります。
駅横の石炭記念公園通路から、石炭・歴史博物館へ行けます。
博物館の屋内と屋外には、貴重な炭鉱の歴史史料や機材が系統立ててきちんと
展示されており、素晴らしい内容です。
また、「青春の門」、「炭坑節」の舞台でもある香春岳も眺望できます。


18 帰路、歴史を感じさせる嘉麻川鉄橋を渡ります。
この鉄橋橋脚は、石炭輸送を目的に設置されていますが、
左手の下流側(直方→伊田方面)が明治26年(1893年)に設置され、
良く見ると、赤いレンガの上流と下流に尖った舟形をしています。
右手上流側(伊田→直方方面)が明治42年(1909年)に設置され、
100年以上の歴史があり、まさしく筑豊の近代化の遺産です。
現在も地域の足、観光の路線として立派にその役目を果たしています。


19、20 いよいよ直方駅到着です。




21、22 平成筑豊鉄道路線のおさらいです。




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♦ちょっとしつこい(^_^)/~ですが、ご参考です;このブログにて、
次のように「沿線風景」をさらに詳述しております。
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その1◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その2;起点の直方駅◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その3;「嘉麻川橋梁」について◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その4;そして伊田駅への風景◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その5;伊田駅から「田川市石炭・歴史博物館」へ◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その6;赤村へ◆
◆平成筑豊鉄道のこと◆~◆その7;門司港レトロ「潮風号」◆
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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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☆★今年もまた崎山に行って来ました~新酒を楽しみました♪

2014年03月20日 21時04分15秒 | 旅行
今年もまた崎山に行って、新酒を楽しみました♪;
去る3月9日、今年もまた、平成ちくほう鉄道に乗って、京都郡みやこ町
犀川崎山にある「林酒造場」での「新酒を楽しむ会」に出掛けました。

ご参考まで・・・昨年は、こんな感じでした♪
◎●平成筑豊鉄道に乗り、崎山に行きました◎●  

今回の内容も、次のように楽しい内容です。
(1)「林酒造場」での酒蔵見学、新酒の試飲
(2)続いて、場所を崎山公民館(崎山農業研修センター)に移しての
 ワイワイガヤガヤの盛りだくさんのイベントです。
  ①餅つき大会
 ②新酒と猪鍋での食事会
  ③色々な曲のライブ
  ④さらに、クイズ当て会もあり

1.直方から出発、平成ちくほう鉄道に乗って、崎山駅到着です。
所要時間は、約1時間です。


2.崎山駅から、「林酒造場」に向って、のどかな風景を味わいながら、
今川に架かる八幡神社の朱色の橋を渡ります。


3.今川に面して、「林酒造場」が見えます。


4.「林酒造場」の入口です。煙突にブランドの「九州菊」が見えます。


5、6、7、「林酒造場」の中に入り、酒蔵見学、新酒の試飲を楽しみます。






8.良い気分になったところで、酒蔵周辺の風景を眺め、ゆったりとした時間を
過ごします。今川の対岸からの「林酒造場」です。


9.今川堤防沿いにつくしが沢山見られました。


10、11、今川に沿って、走る平成ちくほう鉄道の車両「なのはな号」です。
かって、筑豊地区から石炭列車が通る大動脈でした。




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☆さて、次は、会場を崎山公民館(崎山農業研修センター)に
移してのイベントです。

21.崎山公民館(崎山農業研修センター)入口です。


22.つきたて餅を皆さんで味わっているところです。


23、24、ちょうど移動図書館の「みやこまち図書館 にこにこ号」がやってきました。
子供向けから大人向けの図書まで、各種沢山積みこまれており、楽しい巡回
図書館です。子どもたちも車内の書架の本をあれこれ選択していたので、
私もちょっと見学して、本を手にとりました。




25.さて、いよいよ公民館でのメインイベント「新酒と猪鍋での食事会」
開始の乾杯です。


26.樽に入った新酒と、にごり酒を次々とお代わりして、頂きます。


27.壇上では、ライブも始まります。


28.次第に高潮してきて、参加者の踊りまで(右手)登場します。


その後は、私のカメラも酔いが回って、以下省略?です (^_^)/~ ・・・
・・・・・という訳で、今年も大いに楽しむことが出来ました。 感謝♪♪

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「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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◎直方、春本番! 「おぼろ月夜」のイメージ◎

2014年03月15日 22時25分55秒 | 日記
直方、春本番! 「おぼろ月夜」のイメージ
本日(3月15日)は、直方地方も春本番のさわやかな雰囲気の一日でした。

そして、夕暮れ時から、満月の昇る時間帯は、童謡唱歌「おぼろ月夜」の
次の歌詞のイメージがふっと浮かぶような風景でした。

  
「 菜の花畠に、入日薄れ、
   見わたす山の端(は)、霞深し。
   春風そよふく、空を見れば、
   夕月かかりて、にほひ淡し。」・・・・

1.西の空、六が岳に夕陽が沈みます。右手は日の出大橋、
真ん中は、遠賀川に注ぎこむ支流の「藤野川」です。
河川敷には菜の花が一斉に咲き始めました。


2.夕陽を浴びて、遠賀川鉄橋をトコトコと渡る筑豊電鉄の電車です。
河川敷の菜の花が良く似合います。


3.夕陽を浴びた遠賀川土手(感田赤隈付近)には、菜の花とともに、
つくしんぼうが頭を出しています。遠景は、筑豊電鉄遠賀川鉄橋です。


4.さて、今度は東の空です。遠賀川の河原に咲く菜の花の向こうには、
満月のお月さまが、福智山に昇っています。


5.今度は、遠賀川の支流の近津川から、福智山山系を見ました。
良く見ると、手前の菜の花の頭付近に、満月が川面に映っています。


6.すっかり陽は落ちて、おぼろ月の福智山系です。


♪こちらもどうぞ~菜の花の風景です♪
遠賀川辺りの菜の花の風景(直方編その1)

***補足です*****
春本番は、嬉しさが倍増しますが・・・・・・(^o^)/
厳しくとも、身が引き締まり、希望が湧きだすような予感がしていた
冬景色とお別れとなると、名残惜しくなります。(@_@;)

7.朝日の昇る位置も、この時期、鷹取山から福智山へと移ります。
日の出大橋西側付近から福智山系を見ました。
(日の出位置は、これからどんどん北側=左手側に移り、
夏至には、雲取山から更に尺岳まで移動します)


手前の樹木は、長崎街道の大イチョウです。
枯れ枝状態だったのが、沢山芽吹いています。


8.冬の夜、仕事帰りや、寝る前にいつも眺めていた、
大好きな元気印のオリオン座や、冬の大三角形ともサヨナラです。(^_^)/~


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☆JR直方駅前広場の現在の様子☆

2014年03月07日 22時52分31秒 | 日記
JR直方駅前広場の様子

JR直方駅の駅前広場の完成を記念するイベントが3月9日(日)に
行われる予定です。

1.駅構内にあるイベントお知らせポスターです。
イベントでは、「卵かけご飯無償提供」「早食いバトル」「ラーメン屋台」
「ぼりたへいくんグッズ販売」「農産物の産直品販売」などが予定されています。


2.北側より;直方図書館やユメニティへ渡る跨線橋から駅前広場を眺めました。
写真の左手は、明治町商店街です。真ん中に西鉄バス直方バスセンターが
見えます。


3.東側より;「直方駅」名の下に「大関魁皇銅像」の幕が見えますが、
駅前のこのエリアに、銅像が設置される予定です。
直方出身の元大関・魁皇は、23年間の現役時代、土俵に立ち続け、
優勝5回をはじめ史上最多となる通算1047勝など、直方市民の誇りです。
また、場所中には「大関魁皇、福岡県直方市出身、友綱部屋」という紹介で、
直方の地名を全国に知らしめた貢献者でもあります。


4.北東側交差点から駅前広場を眺めました。


直方駅周辺の整備事業は、今後、山部側の道路や駅前広場の工事が
来年3月まで続けられる予定です。

こちらもご覧下さい

☆直方駅舎及び駅前広場の現状☆(H26.2)

☆魁皇銅像の事☆

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「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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♦直方の五日市♦

2014年03月06日 08時08分55秒 | 日記
直方の五日市

昨日の5日は、直方の「五日市」でした。
私の子どもの頃から続き、もう55年目!!になります。
直方もシャッターの降りた商店が目立ちますが、
「五日市」の日は、商店街も安売り、露店を出し、賑わいます。
そんな直方のメインストリートの「ふるまち通り」のスナップ写真です。

1.殿町側の通りです。


2.古町の入口です。左端のレトロな建物は、大正時代に旧十七銀行直方支店と
して建てられた建物です。
昭和20年に福岡銀行直方南支店となり、平成9年に直方市美術館別館
(通称アートスペース谷尾)としてガラス工芸品の展示館に生まれ変わりました。


3.古町銀天街の「五日市」の賑わいです。


[こちらもどうぞ(五年前の様子ですが・・・・)]
直方駅周辺~商店街そしてお多賀さん(多賀神社)!!

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「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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◎鷹取山の見える風景~母里太兵衛の城、鷹取城跡 ◎

2014年03月02日 22時39分29秒 | 郷土の歴史
鷹取山の見える風景~母里太兵衛の城、鷹取城跡

母里太兵衛(1556~1615)は、直方の福智山系鷹取(たかとり)城主で、
黒田官兵衛、 長政親子に仕える重臣でした。
その歴史ある鷹取山は、見る角度によって、趣きを変えます。
そんな、風景を撮ってみました。



(1)正面=西側からは、福智山の山肌で、良く見ないと目立たないのですが・・・。
①.直方市役所の8階からの眺望です。


②.同じ場所から見た、チューリップや桜の咲く頃の風景です。


③.時々頂上が平らで独特な鷹取山のシルエットが見えることがあります。
これは、朝の太陽光線の具合により、浮かび上がった状態です。


④.標高の高い福智山本体(901m)が、雪模様の時は、鷹取山(632m)が
見えやすくなります。


⑤.雨の前後に霧がかかる際に、福智山本体が霧に隠れて、
鷹取山がきれいに見えることがあります。


南北からは、頂上が平らな福智山の支峰として見えます。
(2)北側から見ると、鷹取山は、右手端に飛び出して見えます。
①北側の「楠橋」地区から見ました。


②北側の中間市の遠賀川JR鉄橋の車窓から見ました。
丁度こいのぼりの時期で、遠賀川の河川敷に沢山の鯉が
泳いでいます。右端の建物は、中間市役所です。


同じく、朝のJR列車通勤時、中間の鉄橋を渡る際、ちょうど朝日が
福智山系から顔を見せたタイミングでのスナップです。


(3)南側から見ると、鷹取山は、左手端に飛び出して見えます。
①南側の「赤池、金田」地区から見ました。
遠賀川支流の中元寺川を渡る平成筑豊鉄道の「炭都物語号」と、
鷹取山です。左手に「人見駅」があります。


[鷹取山、鷹取城]のこと
福智山(標高901m)そばの鷹取山の山頂(633m)にあった鷹取城は、元々の
戦国時代の古城が、母里太兵衛友信(もりたへい とものぶ)入城後に修復され、
その後江戸幕府の「一国一城令」で壊されましたが、山頂は平らに広がっていて、
今も石垣の跡を見ることが出来ます。
また、当時の茶の湯文化の時代、鷹取城のふもとの宅間に窯が築かれ、
高取焼が始まりました。
母里太兵衛は「黒田節」のモデルとされる豪傑ですが、頑固者でもあり、
「富士山よりも福智山の方がすばらしい」と言って、生涯譲らなかったという
エピソードも残されています。

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・・・「高取焼内が磯窯」のこと;慶長19年(1614年)に、朝鮮の陶工である八山(高取八蔵)が、
内が磯の地に大規模な登り窯の「内が磯窯」を開いて、「古高取」として、名品を生み出しています。
その場所は、現在のダム管理棟の下の斜面に位置していました。福智山ダム建設に伴い、
発掘調査や保存工事が平成14年に施され、今は湖水の中に沈んだ状態になっております。
また、発掘された出土品の陶器は保存されています。これらの経緯や歴史的状況は、
湖畔にも案内説明板が設置されています。
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●「福智山ダム」のこと~●補足1

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「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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