私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎初詣2015~近津神社

2015年01月26日 22時52分00秒 | 郷土の歴史
◎初詣~近津神社
次は近津神社です。


1.近津川に架かる鮮やかな朱色の太鼓橋を渡ります。


2.鳥居の下を通り、階段を上ります。


3.2番目の鳥居をくぐって本殿に向います。


4.社殿の前にある御由緒です。


5.本殿でお参りします。


6.本殿の黒田家ゆかりの文化財として、絵馬「黒田二十五騎図」があります。
 なお、「黒田二十五騎図」は、福岡藩初代藩主黒田長政とともに、
有力家臣24名を配した画題で、藩内各地に50点以上残されている、とのことです。
 ほとんどは縦長構図ですが、近津神社の絵馬は、横長の画面で描かれていて、
 珍しい、との事です。なお、左端の一番上に直方鷹取山城主、ご存知母里太兵衛です。


7.なお、直方は、江戸時代の約100年間(1623~1720年)に福岡藩の支藩が
あり、東蓮寺藩(殿町;4万石)、直方藩(御館山;5万石)と称していました。
”軍師官兵衛”~福岡藩の黒田如水以来の系譜を次に示します
(→⇒「直方」歴史紀行より抜粋しました)


8.同じく近津神社の境内には、直方藩第4代藩主黒田長清公の歌碑があります。
  「千加津川きしのもみぢばこころあらばまた来む秋の色なわすれそ」
 黒田長清公(1688~1720)は、文人としても政治家としても有能で、家臣を大切にし、
 善政を行い、福岡本藩の政治を幅広くバックアップしたり、和歌などの風流の心得もあり、
 名君の誉れが高かったとの事です。
 上記の句からも、秋には、近津神社に参詣し、紅葉を楽しんだことが伺えます。
 黒田長清公が育てた直方の風土が、後の有井浮風や諸九尼などの俳人が育つ
 土壌となります。
 なお、歌碑のはるか向こうには、福智山と並んで、母里太兵衛が城主を勤めた
 鷹取山が見えます。


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◎初詣2015~阿高宮

2015年01月21日 23時48分01秒 | 郷土の歴史
◎初詣~阿高宮
感田の電停そばにある阿高宮です。

1.阿高宮の鳥居です。


2.鳥居そばにある「感田の堰」です。


3.「感田の堰跡」は、直方市の指定有形文化財です。


4.階段を上がります


5.樹齢500年、直方市で一番大きな樟の木です。


6.小さな神社ですが、ボランティアの皆さんいつも手入れされて、
  よく整備されています。


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◎初詣2015~多賀神社

2015年01月20日 23時55分48秒 | 日記
◎初詣~多賀神社

正月も慌ただしくすぎて、そして、成人の日も過ぎて、
1月も早や、半ばを過ぎました。
新春の行事もいろいろと実施され、直方でも、遠賀川沿いを
走る新春のマラソン大会が実施され、河川敷では、
新春の太鼓打ちのイベントが行われていました。
中央公民館では、書初め会が催されていました。
さて、既におとそ気分は抜けてしまいましたが、私の恒例の
直方市内の神社初詣の正月の風景をアップします。

今年は、「多賀神社」「阿高宮」「近津神社」に初詣しました。


まずは、直方では誰もがお参りする”お多賀さん”の「多賀神社」です。

1、2.多賀神社の一の鳥居から参道に入ります。この一の鳥居の銘は、
江戸時代の黒田家に仕えた儒学者貝原益軒の書です。




3.JR線路を跨いで、振り返ると福智山系が見はらせます。


4.参道の広場では、猿回しの芸や、露店が見られました。


5.手を清めて、「神門」を通ります。


6.本殿で初参りです。


7、8.多賀神社の御由緒です。
ご由緒にある多賀神社の創建、「奈良朝の養老3年」は、719年になります。
奈良時代には、既に存在していた事になります。
昨年は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛(1546-1604)」が話題になり、私も
直方の鷹取山城の城主母里太兵衛からみで大いに関心を持ちました。
この多賀神社のある御館山と周辺は、黒田家の福岡藩の支藩「直方藩」があり、
黒田高政、之勝、長寛、長清の時代に、多賀神社の改築など大いに関連しております。
なお、黒田高政は、福岡藩祖黒田長政(官兵衛の長男)の四男になります。




9、10.御由緒のそばに、直方ゆかりの「有井浮風・諸九 句碑」が昨年
新たに直方文化連盟により、諸九尼生誕300年を記念して、建立されています。
句碑は・・・
「つれもあり いまわのそらに ほととぎす 浮風」
「行春や 海を見て居る 鴉の子 諸九」 




11.浮風と諸九の比翼塚は、多賀神社近くの山部の隨専寺にあります。
これは、隨専寺の入口にある案内板です。


ご参考~昨年の初詣です。
☆直方の初詣(その1);多賀神社☆

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◎謹賀新年2015年(H27年)◎

2015年01月01日 20時56分54秒 | 日記
謹賀新年2015年(H27年)
新年明けましておめでとうございます。
今年の新年の第一発目は、北九州市皿倉山からの新年の
ご挨拶です。天気予報のように、元日は朝から大荒れでしたが、
もしかしたら、初日の出!とも思って、例年のように、皿倉山に
登りました。初日の出は、うまくいけば、7時半前の予定でしたが、
風と雪が舞う氷点下の世界で、周防灘方面から昇る初日の出も
8時前後に雲の切れ間から時折、顔の一部を出す、といった
状態でした。初日の出は、拝めず残念でしたが、寒さの中、
清々しい気持ちに浸ることは出来ました。

1.皿倉山頂(622m)からの新年のご挨拶です。
 吹雪いて、しばしば視界が悪くなります。強風が吹いて、
 登山客も、時折顔を見せて、直ぐに建物の中に入って行きます。
 背景(南側)に福智山の山並みが見えます。


2.帆柱ケーブルの山麓駅です。入口右手車両のフロントガラスに
 指で描かれたマンガの笑顔がお愛嬌です。


3.帆柱ケーブルのかなた号(青色車体)から見た、
 はるか号(黄色車体)とのすれ違いシーンです。
 うっすらと雪景色の中、遠方に洞海湾が見えます。
*帆柱ケーブル;山麓駅~山上駅=1100m、時速14km
 最高傾斜角 28度、標高差440mを約6分間で登ります。


4.頂上近くの待合室の中の、東~南側山並みのパノラマ写真や
 北側洞海湾側の夜景写真が、きれいです。


5.山頂から東側を撮りました。画面真ん中の雲の隙間からわずかに
 元日の朝日がのぞきました。でも直ぐに見えなくなりました。


6.山頂より南側の山影です。左手が、平尾台の竜が鼻、
 右手ピークは福智山です。


7.北側の北九州工業地帯、洞海湾です。吹雪いているので、
 やや不明瞭ですが、洞海湾右手の湾口あたりに若戸大橋が
 かすかに見えます。


8.皿倉山からの夜景は、「新日本三大夜景」「百億ドルの夜景」と
 称され、私もお気に入りですが、この写真は、平成24年11月に登って
 撮ったものです。


9.という訳で、初日の出は、残念でしたが、下山した八幡駅から改めて、
 皿倉登山を振り返り、充実感を味わうことが出来ました。
 皿倉山の右斜め線が、帆柱ケーブルのラインです。 
 手前の乗り合いバスの日の丸も新年らしく、新鮮です。


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