私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

●●平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(3)●

2015年08月23日 22時01分54秒 | 日記
平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(3)
「炭都物語号」内部の炭坑写真の展示


次は、「炭都物語号」の炭坑華やかなりし頃に撮影された
各種写真について記述します。
1.平ちくの「炭都物語号」に乗車待ちをしていたら、
JR福北ゆたか線の「直方発-博多行きの特急かいおう号」が、
そばを通って行きました。背景は御館橋、多賀神社の丘、
右手に旧機関庫です。


2.さて、「炭都物語号」の内部の炭坑時代の写真です。
それぞれの写真には、主題や提供者などが下欄に添えられています。


3.「三井田川竪坑昇降風景(昭和30年代)」
「トコッコの脱線(どまぐれ)(昭和30年代)」


4.「伊加利竪坑櫓(昭和30年代)」
背景左手に香春岳が見えます。


5.「田川伊田駅構内から見た香春岳(昭和30年代)」
「石炭列車(源じいの森近く)(昭和30年代)」


6.「香春岳と英彦山川(昭和25年)」
香春岳は右手から、一の岳、二の岳、三の岳です。
石灰石採掘により、今は、一の岳が一番低くなっています。


7.「三井田川三坑の炭坑社宅でのゴムとび(昭和30年代)」


「川崎四坑ぼた山で遊ぶ少年(昭和35年代)」


8.「直方駅の最古と思われる写真 駅の脇には人力車の列」
森鴎外が直方駅に来たという明治時代(明治33年)の頃?


9.炭礦札(各炭礦で発行されたお金)


10.石炭列車のラッピングを車内窓越しに見ました。
背景は、「綾瀬はるか~おっぱいバレー」の舞台にもなった、
「直方市立体育館」です。




11.同じく・・・背景は「南直方御殿口駅」です。


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●●平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(2)●

2015年08月22日 20時31分48秒 | 日記
平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(2)
「炭都物語号」内部の炭坑画の展示


「炭都物語号」は、車体にカラフルに描かれている筑豊炭田のイラストが
素敵ですが、更に内部にも、炭坑華やかなりし頃の各種画像や写真が
飾られており、まさしく動く美術館でもあります。
1.走行中の「炭都物語号」です。場所は、「藤棚駅~中泉駅」間の踏切で、
右手の陸橋は国道200号線です。カラフルな楽しい車体ですね。
車体のイラストは、左手が、香春岳と2本煙突前の炭坑節踊り、
~♪あんまり煙突が高いので、さぞやお月さん、煙たかろ~♪♪~
中は石炭を満載して川を渡る蒸気機関車、右手にぼた山で遊ぶ子供達です。


2.「炭都物語号」の車内です。窓はラッピングのフィルムが貼られ、
窓から天井部の間には、炭坑時代のいろいろな画像・写真が掲示されています。


3.まず、お馴染み「山本作兵衛さんの炭坑記録画」
(提供;田川市石炭歴史博物館)が並びます。
・・・掲示物が、湾曲している事や、車内の照明により、少々見ずらいですが
雰囲気は良く伝わります。・・・


4.お馴染みの作兵衛さんの炭坑画が並びます。


5.夫婦で石炭を掘っています。昭和の初期頃?石炭堀りの風景です。
先山(さきやま)の夫がツルハシで炭層を掘り、後山(あとやま)の妻が石炭を
集める作業をしています。


7.掘り出された石炭をボタを取り除くなど、品質に応じて選別作業をしているところです。


8.車体のラッピング画にもなっている元の絵です。
石炭を運搬する川下りの五平太舟と、やがて、大量輸送でとって代わった
鉄道輸送のイメージです。五平太舟の船頭さんが、時代の変化をうらめしそうに
眺めている気持ちが伝わって来ます。




9.石炭採掘が進み、ぼた山が高くなっている画です。


10.その他にも山本作兵衛さんが克明に記録した炭坑記録画が飾られています。






11.こんな資料も飾られています。
平成筑豊鉄道は、8月15日で開業120年(1895年~明治28年開業~)を
迎えていますので、その頃のイラストと時刻表ということになります。




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●●平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(1)●

2015年08月15日 18時19分59秒 | 日記
平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(1)

「炭都物語号」は、車体にカラフルに描かれている筑豊炭田のイラストが楽しみです。
日本を支えた石炭産業華やかなりしころの、イメージが描かれています。
1.直方駅ホームの「炭都物語号」です。


2.直方駅から折り返し、行橋行きになります。左手に「炭都物語号」表示が見えます。


3.今度は、反対側から見ます。
同じテーマの絵ですが、前側と後ろ側では、少し異なっています。


4.今度は、車体の横に描かれているイラストを眺めてみます。
田川の「風治八幡宮の川渡り神幸祭」です。
福岡県指定無形民俗文化財 に登録され、県五大祭りの一つに数えられ、
永禄年間(1558年~1570年)に伊田村に疫病が流行した際、
村の氏神である同神社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことに
始まるもので、今日まで450年以上も続く歴史と伝統を誇る祭礼ということです。
まつりは、毎年5月の第3土曜日とその翌日の日曜日に行われます。


5.お馴染みの2本煙突と竪坑やぐら(伊田)と背景の香春岳です。
右手の煙突の先にお月さんが出て、「さぞや~、お月さんけむたかろ~」の世界です。


6.明るいイメージの夫婦での石炭堀りで、炭車に載った量が稼ぎです。


7.山本作兵衛さんの絵のイメージです。
石炭を運搬する川下りの五平太舟と、やがて、大量輸送でとって代わった
鉄道輸送のイメージです。




8.盆踊りと背景はぼた山のイメージです。


9.今度は、反対側のイラストです。
子どもたちが、ぼた山の周辺を元気そうに駆けっこしています。




10.石炭列車のイラストです。
蒸気機関車が、石炭を満載する貨車を引っ張っています。


11.こちら側にも、お馴染みの2本煙突と竪坑櫓と盆踊りの世界です。
右手の煙突の先にお月さんが出て、「月が出た出た月が出た サノヨイヨイ」の
炭坑節イメージです。背景にぼた山や香春岳が見えます。



炭坑節については、「田川は、炭坑節発祥の地」として、田川市の
ホームページにも記載されています。


…あんまり煙突が高いので、さぞやお月さん、煙たかろ…
このお月さんを煙たがらせた煙突が田川の二本煙突なのです。

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次の歌詞(正調炭坑節)は、田川市のHPより、引用しました。

香春岳から 見下ろせば 伊田のたてこうが 真正面
12時下がりの サマちゃんが ケージにもたれて 思案顔
サノヨイヨイ
ひとやま ふたやま みやま越え 奥に咲いたる 八重つばき
なんぼ色よく 咲いたとて サマちゃんが 通わにゃ 仇(あだ)の花
サノヨイヨイ
月が出た出た 月が出た 三井炭坑の 上に出た
あんまり煙突が 高いので さぞやお月さん 煙たかろ
サノヨイヨイ
格子窓から 月がさす サマちゃんの寝顔の 愛らしさ
はずした枕を すけさしょか 思案なかばに 明けの鐘
サノヨイヨイ
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ご参照
●平成ちくほう鉄道車両いろいろ;その2
ユニークな「炭都物語号」、外見~炭鉱節、その内部

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●●平成ちくほう鉄道直方駅●●

2015年08月09日 23時09分17秒 | 日記
  ●平成ちくほう鉄道直方駅●
  7月より、勤務先が変更になり、平成ちくほう鉄道で、
  田川伊田駅まで通勤しています。
  乗客の多い通勤通学の時間帯には、2両連結編成になりますが、
  通常は、1両のワンマンディーゼル列車です。
  カラフルで、精いっぱい頑張っている、平成筑豊鉄道の
  車両たちと、沿線に展開する田畑や山並みは、
  私にとって、大変お気に入りの風景です。
  平成ちくほう鉄道の全体の路線図です。


[直方~田川伊田]間は、所用時間約35分です。
また、全線の[直方~行橋]間は、所用時間約80分です。
かっては、この路線を、筑豊炭田の石炭を満載した蒸気機関車が
汽笛・ドラフト音を響かせながら、ダイナミックに力いっぱい走っていました。

運営は、かっての国鉄から、現在は、福岡県および沿線自治体が出資する
第三セクター方式の鉄道会社となっています。

1.まずは、JR直方駅の一角にある平成筑豊鉄道の
始発・終着駅直方駅です。ちょうどイベントをやっています。
ホームには、黄色いボディの「なのはな号」が入っています。


2.ピンク色の「ゆめタウン号」です。
背景のアーチ状の袴線橋は、「御館橋」です。また、右手の丘は、「お多賀さん」です。




3.ブルーの車体の「ちくまる号」です。平成キャラクターの「ちくまる君」が
元気で、愛嬌があります。


4.クラシックな感じの「へいちく浪漫号」です。


5.グリーンのボディの「ちくまる号」です。




6.「平筑初期カラー号」です。


7.最後に、かって繁栄した筑豊の石炭産業華やかな時代が
ボディいっぱいに表現された「炭都物語号」です。


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