◎●平成筑豊鉄道に乗り、崎山に行きました◎●
3月10日(日)に、久しぶりに平成ちくほう鉄道に乗って、京都郡みやこ町
犀川崎山にある「林酒造場」での「新酒を楽しむ会」に出掛けました。
ルートは次の路線図の通りです。
*なお、平成筑豊鉄道は、昨年24年7月14日~9月9日まで、
田川線(崎山-田川伊田間)が豪雨災害によって運休となる事態がありました。
1.直方駅から出発です。
愛嬌のあるキャラクターのついたブルーの「ちくまる号」です。
車内には、鞍手高校生など、何かの大会があるようで、学生さん達が沢山乗車
していました。
2.多賀神社、石炭記念館横の跨線橋の下を通過します。この跨線橋は、
かって直方機関庫の転車台として使用されていたものです。
その後方は御館橋です。
3.田川伊田駅構内です。
そしてお馴染みの「田川市石炭記念公園」にある旧三井伊田坑の2本の大煙突と
第二竪坑櫓が背景に見えます。
公園敷地内にある「田川市石炭・歴史博物館」では、ユネスコの「世界記憶遺産」に
登録された多数の山本作兵衛の炭鉱絵画や資料が所蔵・展示されています。
日本の近代化を支えた石炭産業華やかなりし頃の様子が眼に浮かびます。
4.「赤駅」では、今年初の「赤村トロッコ油須原線乗車」イベントが
開催されていました。そのイベント紹介のポスターです。
次は、私も、1昨年の22年10月に乗車した際の写真です。
*油須原線は、炭坑用の輸送路線として作られたものの、完成間近にして
筑豊の炭坑は衰退期を迎え、接続する予定の路線は次々と廃線となり、
実際に使われること無く終わったという幻の鉄路です。
しかし、半世紀近くを経て、この幻の鉄路には、観光線として
「赤村トロッコ油須原線のトロッコ列車」が走っています。
現在、「赤村トロッコの会」にて、村独自での運営が行なわれています。
「赤駅」から伊田駅方面に向け、「旧油須原線跡」に敷設された約2kmの
距離を走る「赤村トロッコ油須原線のトロッコ列車」に乗車しました。
運行経路のトンネル内では、コウモリが沢山いました。
5.さて、目的地の「崎山駅」に到着です。
6.田園風景を見ながら、「林酒造場」に到着です。「九州菊」の煙突が眼に入ります。
7.「林酒造場」では、酒蔵見学と新酒の試飲を行います。新酒の美味さに感激して
お代わりをして、早々に幸せ気分になります。
酒蔵見学も大変勉強になりました。感謝!!
8.ほろ酔い気分で、酒蔵の裏手にある今川で心地良い風に触れます。
古い石垣の隙間から、つくしんぼう、菜の花たちが、春の息吹を感じさせてくれます。
本当に穏やかな「原風景」を見た想いです。
9.「崎山公民館」に移動して、「餅つき大会」があり、その後、
お待ちかねの食事会です。食事会では、新酒「さきやま」と猪鍋を満喫します。
さらに、「ニュースカイラーク・ジャズオーケストラ」による
ライブサウンドも迫力十分です。懐かしのキャバレーサウンドです。
最後は、アンコールの連続と沢山の年配者も含めて踊り出すクライマックスです。
10.帰りは「ユメタウン号」で、崎山駅を後にします。
11.嘉麻川鉄橋を渡ります。鉄橋下の菜の花も咲き始めており、楽しみです。
この下を「飯塚直方自転車道」が通っています。また、私の愛車(ママチャリです)で
この「飯塚直方自転車道」を走ってみたいものです。
12.左手は江戸時代直方藩の館のあった御館山、
右手は「直方歳時館=旧堀三太郎邸」です。
13.直方駅に到着です。楽しい余韻に浸りながらの帰着でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」 http://tikuhou.iinaa.net/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~