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「NPO法人嘉穂劇場が解散」とのことです

2021年06月05日 23時17分33秒 | 郷土の歴史
「NPO法人嘉穂劇場が解散」

現在、梅雨の時期ですが、先日、所用があって、飯塚に行きました。
その際、江戸時代の歌舞伎様式の歴史ある木造建築の芝居小屋、嘉穂劇場にも立ち寄りました。


「NPO法人嘉穂劇場」は、2006年には国の登録有形文化財に指定され、2007年に、
近代化産業遺産として認定を受けております。
嘉穂劇場は、大正10年(1931年)、「中座」として開場して以来、筑豊炭田の
炭坑の歴史とともに栄えました。
火災、台風による倒壊、相次ぐ炭坑閉山・・・、2003年洪水による浸水…
幾多の苦難・災難も乗り越えて、開場してから90年になり、毎年秋の「全国座長大会」はじめ、
役者やミュージシャンが活躍しました。
しかし、今回のコロナ禍の影響で、経営難となり、「運営団体のNPO法人嘉穂劇場」は、
”運営継続困難で2021年5月17日解散”というニュースが流れました。
今後は、飯塚市が所有し、今後の運営を託されるそうです。
嘉穂劇場を訪れのは、5月17日の解散後でしたので、立ち入りは出来ない状態でした。
周辺からの姿を写真に収めました。








周辺を散策しながら、帰ります。
穂波川河川敷にある白蓮さんの歌碑です。背景に「筑豊富士」の住友忠隈炭鉱ボタ山が見えます。






筑豊炭田の象徴的な姿を残す「筑豊富士」の住友忠隈炭鉱ボタ山を背景にします。
中之島の西側(穂波川)沈下橋付近より


遠賀川中之島の東側の沈下橋付近より
この辺りは、俳優の火野正平が自転車で巡るNHKBSの「日本縦断~こころ旅」に
登場しており、ここを通って飯塚駅へ向かいました。


遠賀川中之島の東側の嘉麻川橋より、福北ゆたか線の電車が通ります。


河川敷には、キク科の雑草がきれいです。


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●大河小説「青春の門」の再スタート;●その1  2017年02月11日
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2 コメント

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嘉穂劇場 (ほり)
2021-06-12 05:38:59
お邪魔します。
嘉穂劇場が、今こういう状態なんですね。
昔‥何回か行ったことがありました。
あの頃は、盛況でした。
時代の流れを‥感じます。
返信する
地域の宝の嘉穂劇場 (nonbiri-arukuyama)
2021-06-12 20:40:00
(ほり)様、こんにちは!! 懐かしい「嘉穂劇場のコメント」を
有難うございます。「歴史ある嘉穂劇場」の華やかなし頃のご記憶を
お持ちとのこと、素敵ですね~。かって、花道を舞う華麗な役者の姿や
最近では、3月に、地元の「ザ・フライイングエレファンツ」による
劇場支援のコンサートが開かれたり、更に地元密着型のイベントも
色々と企画されて来たようですが、コロナ禍で民間ベースの
運営持続は、大変厳しい状況に陥ったとのことですね。
改めて、飯塚市の引継ぎによる地域の宝を活用して残して欲しいものですね。
返信する

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