農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

天気の表現

2022年06月21日 12時37分16秒 | 世間
  先だってNHKのラジオ番組「子ども科学電話相談」を聞いていたら、ハッとするような
   質問に出合った。 それは「なぜ雨の日を『天気が悪い』と言うのですか?」。
   思い込みという名のぜい肉で分厚く重たくなった常識の脇腹を、小さな指でつつかれた
   ような心持になった。(以前、"永六輔さん"もよくこのような話をしていた)

  尋ねた小学5年の児童は不思議に思った。 きっと曇りのないまっさらな心と頭で。
  なぜ雨=天気が悪い、なのだろうと。 気象予報士の誠実な答えもよかった。 世の中
   には雨が好きな人もきらいな人もいる。 けれどどちらかといえば都合の悪い人の方
   が多い。 だから雨の日を「天気が悪い」と言うようになったのではないか‥?
  この予報士さんは、たとえ雨が降っても、めったに「天気が悪い」とは口にしないと語
   っていた。 「雨の降る日は天気が悪い」は当たり前のことを指すたとえである。
   でもどしゃぶりに遭遇しても悪態をつかず「ああ!結構なおしめりだ!」と言えば、
   悪天候でなくなると"仏哲学者アラン"は「幸福論」(神谷幹夫訳)に記している。
  この偽善っぽさが少々鼻につく向きには、ジーン・ケリーの映画「雨に唄えば」はどう
   だろう。 恋に落ちた男が水たまりに飛び込み、雨どいから落ちる水を浴び、ずぶ濡
   れになって歌い踊るシーンは、いつ見ても心躍る。 あるいは“北原白秋”作詞の「あ
   めふり」‥か。 ピッチピッチ  チャップチャップ‥‥。 たまには童心に帰るのも
   いいのでは‥‥。

  ここにきて沖縄では梅雨が明けたという。 それまで沖縄付近に停滞していた梅雨前線
   が上昇し最近では九州や太平洋沿岸では大雨に見舞われている。 関東地方も徐々に
   梅雨末期が訪れる気配だ。 これまでも雨と暖かさで雑草の伸びが半端ではない。
   梅雨前線が北上し雨になる前までには多少でも片付けておきたい。 そんな思いから
   連日朝から草取りです。 夏野菜類はやや日照不足気味なのに、雑草は関係ないよう
   だ。 今は天気が少々悪くても雨が降ってなければまずは草取りで~す。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。