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歯周病予防

2024年01月16日 12時37分18秒 | 健康
  歯の健康は、毎日の歯磨きが左右する。 50代半ばを過ぎると、歯を失う最多の原因は
  虫歯ではなく歯周病になる。 厚生労働省の2022年の調査によると、歯周病の初期症
  状である「歯周ポケット」のある人は、45歳以上では過半数を占める。 症状が進むの
  を防ぐための歯磨きのコツと、ケア用品の選び方を専門医に教えてもらった。
 
  昭和大学歯科病院の”山本教授”によると、歯周病は、歯と歯茎の間に歯垢がたまって炎症
   を起こす「歯肉炎」と炎症によって歯を支える歯槽骨が解け始めた「歯周冤」を合わせ
   た呼称。 歯周炎は6歳くらいからなることもあるという。
  歯垢の中では口内の常在菌が繁殖して、「バイオフィルム」と呼ばれる粘着質の膜をつく
   っている。 この繁殖した菌が、歯肉の炎症を引き起こしている。 「バイオフィルム
   に殺菌成分が浸透する」とうたう口内洗浄液も売られているが、山本教授は「洗浄液で
   ゆすいだだけではほとんど効果はない。 歯ブラシで物理的にかきとるしかない」と話
   している。 歯ブラシは横幅が5,6列ある大きめがよい。 日本ではコンパクトな製
   品が人気だが、場が狭いと歯の根元まで毛先が届かないという。 特に歯肉が下がって
   歯根が出ている高齢の人は、歯根がエナメル質で覆われておらず、虫歯にもなりやすい
   ため、磨き残しに注意が必要です。

 磨く時は、歯ブラシを横向きにして歯の側面
 にあてた時、歯のかみ合わせ側にあるブラシ
 の端のラインと、葉の先のラインを合わせる
 ように意識する。すると歯と歯茎の間まで、
 毛先がしっかりあたり、歯垢をかきだせる、
 動かす時が細かく振動させて、歯の間にも毛
 先を入れる。 歯磨き粉には「歯周病予防成
 分を含む」と書かれた製品があるが、山本教
 授によると、濃度が低く効果は期待できない
                      という。
  一方、歯が白くなると歯磨きのモチベーションになり、汚れを落とす効果が高いものを
   選ぶのはおすすめだ‥。
  歯肉炎は丁寧な歯磨きで元に戻すことができるものの、歯周炎で溶けた骨は元には戻ら
   ない。 公的医療保険が使える歯槽骨を再生させる治療は、効果が限られている。
  歯がグラグラすると自覚するころには、歯周炎はかなり進行している。 早めに状態を
   知るためにも、年に1度は歯科医で検査してもらうのがよいと思います。

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