農業じゆう人

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記録的暑さ終息、肌寒さも

2023年11月09日 12時38分10秒 | 世間
  日本各地の記録的な暑さは終わり、気温が下がりだした。 極端な寒さではなく平年並み
  戻る程度だが、高温続きだったため、体感的には寒さを覚えるかもしれない。 暑さは偏
  西風の蛇行のほか、熱帯の海で起きている「エルニーニョ」や正に「インド洋ダイポール
  モード」が原因で起きた。 海の影響はまだ続き、冬にかけても高温傾向となる公算が大
  きい。

  このところ、日本付近上空では広範囲にわたり西南西から東北東に向かう風が吹いていた。
   ユーラシア大陸北東部の上空に気圧の谷、その東の東シベリア海付近の上空には気圧の
   尾根が停滞しているためだという。
  低気圧は上空の流れに乗るようにして、北寄りのコースをとった。 低気圧に向かって地
   上付近でも暖かい南寄りの風が強まりやすくなり、気温を押し上げた。 上空の気圧の
   谷はようやく東へ少し動き、風に流れが変わりつつある。
  今後は西北西から東南東に向かう風が吹いて寒気が多少南下しやすくなり、低気圧の経路
   はありそうだ。 週末以降はもう一段階、寒さが増す可能性がある。
  熱帯太平洋では春に発生したエルニーニョがピークを迎えている。 海面水温がペルー沖
   など東部で平年より高く、逆に西部では低めに推移している。 いまのところ、過去最
   強規模のスーパーエルニーニョにはならないもようだが、西日本を中心に比較的気温の
   高い冬をもたらすとみられる。
  インド洋の海面水温が西側で高く、東側で低くなる、正のインド洋ダイポールモードも続
   いている。 冬までに終息する予想だが、影響はすぐには消えない見通しだ。 この現
   象が起きると、日本付近の気温が高くなりやすい。 暖冬傾向に拍車がかかる可能性が
   ある。
  スーパーエルニーニョのさなかだった2016年冬(15年12月~16年2月)は、直前の夏
   ~秋に正のインド洋ダイポールモードが発生していた。 全国的に暖冬で日本海側の降雪
   量は少なかった。 ただ、南岸低気圧のために関東で雪が降るなど変化も大きかった。

  今年は15年当時と比べ、温暖化によって地球全体の気温が上昇している。 その分、気
   温はさらに上がりやすいと考えられる。 日本海を低気圧が発達しながら北上すると強
   い暖気が入るが、たまに寒気が南下すると急に寒くなり、短期間ながら大雪が降るなど
   気温変動が激しい恐れがある。

   近年の気候は極端な変動が大きく、私なんぞ体調管理が難しく困っています。 

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