農業じゆう人

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風邪、薬に頼りすぎない

2017年02月26日 12時35分40秒 | 健康
  今は一年で最も寒い時期が進行中。うがいや手洗いなど気をつけていても風邪をひくことはある。
    万が一風邪をひいてしまったら『無理せずゆっくり休養をとる』ことが基本です!
  とはいえ、受験生や社会人の皆さんなどはそうしてはいられないことが多々ありますよネ 
  そんなときは市販の風邪薬を飲むことは多いが、あくまで症状緩和が目的と心得ましょう!

   一般に風邪というが、医学的には「かぜ症候群」と呼ばれているものだそうです。
   原因の80~90%はウイルスと呼ばれる病原体
   風邪を起こすウイルスには、ライノウイルス・アデノウイルス・コロナウイルスなどがある
   気温が低く乾燥するこの時期は、風邪の原因ウイルスが飛散しやすいため、風邪をひく人が
    多くなる。 風邪を予防するには原因となるウイルスを寄せ付けないのが一番です。
   外出時のマスクや、帰宅時の手洗いやうがいといった基本的な対策が欠かせません・・。
   とはいうものの、年に何回かは風邪をひいてしまう人も結構多くいらっしゃると思います
   気象情報提供会社の調査では、1年間に風邪をひいた回数は平均2.3回との報告もある

   風邪をひいたら、まずはゆっくり休養を取り、水分や栄養を補給することだ。 これが一番
   そもそも、風邪の主な症状である鼻水や咳は、ウイルスを外に排出しようとする体の働きです
   熱が出るのも体の免疫機能を働かせてウイルスに対抗するためといわれている。
   私たちの体には本来、風邪を治す力があり、一般的には数日~1週間もすれば自然に治る。
   つまり、風邪に対して通常・・薬は必要ない!という理論もあるそうです。
   ところが「抗菌薬(抗生物質)を飲めば風邪が治ると誤解している人がいまだにいる」と話のは、
    太融寺町谷口医院(大阪市北区)の“谷口院長”
   抗菌薬は、細菌には作用するがウイルスには作用しない。ウイルスが原因である風邪には無効。
   それどころか有害なこともあるという。なぜなら、胃炎など抗菌薬の副作用が生じるリスクが
    あるのに加え、抗菌薬が効かなくなる細菌(耐性菌)を生み出す可能性があるからだそうだ!
   抗菌薬を求める患者に対して谷口院長は“『あなたの風邪には抗菌薬は不要です』と説明して
    納得してもらうようにしている”と話しています。 
     但し、高齢者や心臓病などの病気の人風邪の症状が重い場合や長引く場合は、肺炎などの
      他の病気の可能性もあるので、自己判断せずに医療機関を受診する方がよい。


   市販の風邪薬を使う人も多いが過信は禁物です。 
    製薬会社が20~30代の会社員などを対象に調べたところ、約6割が医療機関を受診せず
    市販の風邪薬で治そうと考え、実際によく購入すると答えていたそうだ。  私もでした
 市販の風邪薬いわゆる総合感冒薬は、
 風邪を「治す」のではなく、あくまで症状を
 「和らげる」のが目的だという。
 ほとんどの総合感冒薬で、鼻水や鼻づまり
 などを抑える成分、解熱・鎮痛作用のある
 成分、咳をしずめるなど、複数の成分が
 組み合わされています。
   総合感冒薬の効能が気になるなら、どんな成分が含まれているかを確認してみるとよい
 左の図のように、薬の外箱や中の
 添付文書に書かれています。
 ご存知の通り、鼻水や鼻づまりを
 抑える抗ヒスタミン作用のある成分
 は眠気を催しやすいので、服用中の
 車の運転や機械操作は避ける。
 また、解熱鎮痛薬には十分に気を
 つけたい。小児の発熱にはアセト
 アミノフェイン入りの薬を選ぶ。
 ブランド名が同じでも「小児用」と
 書かれている薬には鎮痛成分として
 アセトアミノフェンが含まれている。
 まれだが、成人でもスティーブンス・
 ジョンソン症候群という重い皮膚の
 副作用の報告もあるので注意を!

     総合感冒薬は種類がとても多いので、店頭で何を選べばよいか迷いがちになる。
     ドラッグストアでの勤務経験がある薬剤師の方はこう言っています。
     “人によって薬との「相性」が違います。使い慣れた薬があればそれが良い”という
     以前に飲んだ経験があれば、副作用の回避にも役立つとも・・。
     風邪は自然に治ることから考えても、効能に細かくこだわるより合うものを優先を!と
     “治ると信じることによるプラセボ効果もあると言われていますので・・
        自身で効くと感じられる物を使う”のも一つの考えと話しています・・。