Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

雨の日は自宅のメインシステムが活躍

2024年07月11日 | ピュアオーディオ


朝6時頃に激しい雨が1時間ほど続きました。梅雨末期の「大雨」の降り方です。今回は「降る時間」が短かったので大事には至らなかったようです。こんな日は2度寝をして、ゆっくりと10時頃に起き出して、音楽を聴きながら朝食・昼食を合わせて食べます。基本的に1食分ですので食べ過ぎはありません。


朝っぱらから激しい曲は聴きたくないので、バラード系の演奏を楽しみます。ブラッド・メルドーのピアノJAZZを楽しんでいます。レコード・CD・MDとそれぞれ1000枚近いライブラリーが有り、新規に購入するCD等少なくなりました。このCDも4月に購入してよく聴いていましたが、5月・6月はほとんど聴かず、久しぶりに聴き返しています。


もう無駄遣いは止めよう

2024年07月10日 | ピュアオーディオ

この20年間に多種多様な機器を沢山使って、そのサウンドを確認して来た。3年ほど前から、安さにつられてSONYの1970年頃のアンプを集めて、修理しては使って来たがそれでも壊れて行く。手が付けられない状態だと思う。既に4セットのシステムを持っているので、音楽部屋のサブシステム2セットは「不要」なのである。


これが不要な2セットである。処分に入りたいと思う。


自宅2階で眠っているSP-LE8Tを音楽部屋のサブシステムで鳴らせばよい。箱内の内部配線を「私仕様」に交換しているので、見た目は同じでも性能が桁違いなのである。「自分用」に造ったSPは残して置く。

1970年頃のアンプが死んで行く

2024年07月09日 | ピュアオーディオ

2020年頃、SONYの1970年頃のアンプを買い集め、リアパネルの電源ケーブルをインレット化や、RCAソケットを全て交換・・・等のメンテをして、使える様にして「鳴らし込み」に入りましたが、殆どが全滅状態になりつつあります。


TA-3120Aを修理して鳴らせる様にしましたが、半年眠らせたらLchから音が出なくなりました。


こちらの4台もおかしくなっています。最下段のTA-3120FもLchの音量が小さくなって来ています。2段目と最上段のチャンデバもお釈迦です。唯一生き残っていたTA-2000Fもボリュームのガリが酷く、アキュフェーズのC-200Lに交代させました。ほぼ全滅状態です。基本的なCR類(コンデンサー・抵抗器)の寿命と思う。余りに古い物(1970年頃だと50年前)だとCR類を全交換しないと安心して使えない様に感じる。

Tr型アンプのメリットと管球アンプのメリット

2024年07月08日 | ピュアオーディオ

パワーアンプにTr型アンプを使う事が一般的になってきました。私も沢山のTr型パワーアンプを使ってきました。Tr型の良い処は「熱量」が少ない処が良いですね。一部エクスクルーシブM4系のパワーアンプの発熱量と電気喰い虫にはびっくりした事も有ります。Tr型アンプは「能率の低いSPユニット」に合いますね。特に低域用のコーン型ユニットとは相性が良い。Tr型はONかOFFのデジタル的な音の出方で、重いコーン紙を軽々とドライブしてくれ、低域の立ち上がり・立下り特性が俊敏です。ただ、裏返しのデメリットも有ります。


音質の良い管球アンプにもメリットとデメリットが有ります。音の厚みが有り、しっとり歌い上げる様な曲を聴かれる方には管球アンプは手放せないでしょう。ただ、低域をシャキシャキ鳴らすのはちょっと難しい処が有ります。発熱量が多いのも扱いに困る所です。

昨日の高域の件続き2

2024年07月07日 | ピュアオーディオ


一般的に、JBLのコンプレッションドライバーを使用する時に、「Tr型アンプ」を使用すると、高域が「張り出し過ぎる」状態になる。音量バランスの面もあるが、「高域過多」の状況が多い。果たしてそれが「自然の音」として正常か?とは思えない。高音の「出過ぎ」と捉える様に感じる。


音のバランスを整える事が重要と感じる。一般的には中・高域にTr型アンプでは、「高域の出過ぎ」が問題となる。自然界での高域の存在は「極小数」である。めったに高域が協調される事はない。それが「ドンシャリ」の高域再生につながって居る。普通に我々が聴く音楽との違和感である。


私の求める「音質感」は一般に聴く生活騒音をそのまま出す事である。「普通の音」を出す事だと思う。「音質アップ」で辿り付いた境地は、現実の「暗騒音」の音である。電気仕掛けを感じさせない「暗騒音の音」が最もリアルで最高の音質であるという事。それは日常耳にする「ただの音」で有ると云う事。
下手にきらびやかな音であったり、高域が過多に多いサウンドとは違う。

高域の出方はどちらが「自然」に近いのだろうか?

2024年07月06日 | ピュアオーディオ

2005年ごろのオリンパスシステムのアンプ群です。アキュフェーズのアンプで統一していました。プリアンプはC-290、チャンデバ:F25(IECインレット化)、中・高域にはA-20V×2台、低域用にM-100モノラルアンプ×2台(IECインレット化)を使って、ケーブル類はすべて自作品使っていました。このアンプ構成で中・高域の音をキツク感じる事が有った。特にクラシック音楽の弦楽ストリングスには違和感を持った。JAZZの場合は、シンバルの音が伸びて元気の良いサウンドだった。


中・高域に管球アンプを持って来て比較した。特に大きく変わったのが高域の出方。今まで「出過ぎ」ぐらいに出ていた高域が「自然な音」に近くなった様に感じた。中域も管球アンプにした事で「音の厚み」が増して、低域の音の厚みが足りなくなった。


中・高域のアンプを替えても傾向は同じでした。石と球のデバイスの違いで、音の出方とホーンとのマッチングが有る様です。


低域用のアンプと中域用のアンプを交換。ベストな組み合わせを模索しました。


最終的には現在と同じ組み合わせが、一番自然に近い音のバランスになった様に思います。

「クラシック・カフェ」が「クラシックの庭」に変わって、FM放送がイマイチ?

2024年07月05日 | ピュアオーディオ

毎日午後はオリンパスシステムを鳴らしている。FM放送を2時間聴いていた。「クラシック・カフェ」が「クラシックの庭」に変わってから、CDの出番が多くなった。聴きたい曲が少なくなって来た。


FM放送の時はこちらのサブシステムも同じ番組を一緒に鳴らします。現在DITTON15が上手く鳴っている。そろそろ数を減らすことを考えないと・・・。

出ている音は「総合力」の結果だ

2024年07月04日 | ピュアオーディオ

ステレオで出ているサウンドは「総合力」の成果である。何処か1~2ヶ所変えたからと云っても、期待ほどには「音質」は上がらない。小さなパーツも含め、そのグレードを揃えなければ、悪い処の音質に引きづられる。必要条件の基礎的内容を充実させる事だと思う。


音質アップを図っていく時には「玉石混交」になる。すべてを「玉」にしないと「石」の音質に引きづられる。これを延々と続けて行かねばならない。非常に気の遠くなる様な作業である。

オーディオが全盛時代だったのは米国では1960年代・日本では1980年代。もう既に30~50年以上経過している。当時の機器は贅を尽くして作られているモノが多いが、如何せん、時間が経ち過ぎている。良い物を集めて「修理」しながら使って行くしかないと思う。

JBL#N500ネットワークの作り

2024年07月03日 | ピュアオーディオ

JBL#N500(500Hz)のネットワークは、メインシステム3セットを3ウェイマルチアンプ化したが、まだストックして所有している。


内部のチョークコイルは整然と並んでいる。ここが新しいものでは雑然としている。


多分、1950~1960年代に造られたものであろうから、コンデンサーや抵抗辺りに劣化が見られた。現在は修理してしばらく使っていた。こう云った古いパーツは一度手離すと2度と手に入らない。手に入れようとすると非常に高額な金額を出さないと手に入らない。もっとも、私もそれなりの金額を出して手に入れた代物である。

JBL #3105ネットワークの音質対策

2024年07月02日 | ピュアオーディオ

JBL#3105(7K㎐)のネットワークです。


内部は至ってシンプルです。-配線はIN-OUTの直結、+側にチョークとコンデンサーは入っているだけ。回路としてアッテネーターが入っているくらいです。


内部の-側配線を特殊な銀線に交換し、アッテネーター配線も同様に交換。最も重要なのがSP端子。フルテック製のロジウムメッキの最高級品に交換しました。音数が増え、音のヌケ・キレ・ノビがかなり改善出来ました。LF側は使わないので対策していません。2ウェイ(500Hz)ネットワークに追加して、高域のみを使う様にしています。