
最近の2ヶ月で、チャンデバ2台・パワーアンプ5台・SP1セットも増殖させてしまった。おまけにトラブル続きで「修理代」の支払いで厳しい。新設したSPのツイーターが片ch壊れたまま(TW47でカバーしているが・・・)。D208システムも修理は終わったが、新ツイーターを探している。チャンデバのTA-4300F 1号機は低域の音量が揃っていない。また修理に出さなければならない。自宅システムでは調整不能域だが、サブシステムではかろうじてバランスが取れる。

増設したパワーアンプは1965年から1977年頃のSONYのアンプばかり。コンパクトでしっかりしたサウンドが特徴。これがなかなかのサウンドで鳴ってくれる。メインならいざ知らず、サブシステム用にはこの様にスペースファクターが良くて、軽いアンプが扱い易い。

1965年製のTA-3120。SONYは約10年間隔で新しいシリーズを作っているので、その年代のアンプの志向が分かる。1970年頃は「プリント基板」が使われ出した頃で「手差し」のパーツが特徴。1980年頃になると1枚の基板に殆どのパーツを載せて「リフロー半田付け」されている。1990年頃にはモジュール化されて来ていると思う。それぞれの作り方が違う処がメンテ性や音質に出て来ていると思う。どちらが良いかは好みの問題かも知れないが、長く使う事を考えると、1970年頃の「手半田」の機器はパーツの交換が容易で修理して使える利点がある。古いからダメではなく、古いからこそ逆に長く使えたりもする。