18歳でオーディオを初めて、「音質アップ」を考えてきました。「音質」を意識し出したのは「アンプ交換」をしてからです。スピーカーJBL#L-100をサンスイ:プリメインAU-9500で鳴らしていて、その後LUXMAN CL-35Ⅱ+MB88に交換した時に、「ベールが数枚剝がれた」、「音の厚みが素晴らしく改善された」等の経験をしました。その後、CL-35ⅡをケンソニックC-200に交換して「ノイズ」から随分と解放されました。このころはアナログプレーヤーがメインソースでした。今になって知ったのですが、当時のフォノケーブルを始め、ケーブル類は「ノイズ」を拾っていたのですね。
「ケーブル類」に着眼して「音質改善」を進めてくると、機器の「直だし電源ケーブル」がノイズを拾っていることを感じ、すべてをIECインレット方式にし、自作の電源ケーブルにしたら「ノイズ」が完璧に消えた。当然、そのほかのケーブル類も自作のケーブルに変更しました。
「ベールを被った音」から「ベールをすべて剥いだ音」にした処、「音数」も増えて、小音量でも「音痩せ」しない音になった。会話しながらBGMで流している音から「音楽」が聴こえます。自分が望んでいる音は「自然な音」。この追及は一生変わらないと思います。