オリンパスの低域にはLE15(シリアルNo#1000番台16Ω)を使っています。このユニットに辿り着く前は、LE15A(シリアルNo#7000番台16Ω)のユニットを使っていました。その前はLE15A(シリアルNo#20000番台8Ω)でした。
オリンパスの箱は横に長く、奥行きは余りありません。家庭で使う事を前提で作られているので、容量の小さな箱です。この小さな箱で十分な低域を出して来ます。ここがJBLの凄い所だと思っています。他のメーカーではこのサイズには収まらない。
RCA Wフロントロードのシステム。このシステムの低域にはD130×2発を入れています。このうちの1発をLE15A(シリアルNo#7000番台16Ω)に変えましたら、そのまんまオリンパスシステムで聴いていたサウンドになりました。如何に低域のユニットによってシステムの音が左右されるのかが分かりました。500Hz以下の帯域が全体に出て来る音の70%以上を占めています。ウーハーによってそのシステムのサウンドが決まると云っても差し支えないでしょう。