まだまだ音のバランスや左右のバランスがコロコロ変わる。低域・中域・高域で左右のバランス(音量)が違うので不思議な感覚だ。新品のTA-4300Fならこんな事もないだろうが、50年も前の中古品ではこんな事は想定済。一応プリアンプのバランスで調整しているが、最初はバランスボリュームが10時半の方向で有った。翌日には11時の方向になり、現在は11時半の処。近いうちに正常な12時の方向になるだろう。
他にも低域や中域の音量がガラガラ変化している。偏にチャンデバのTA-4300Fがまだ安定化する状態まで来ていない事を意味する。この様な初歩的な不具合はたぶん1か月ほどは続くだろう。
一応調整すれば「正常なサウンド」が聴けるが、ネットワークドライブ時代の(先週までの)芳醇なサウンドの世界とは打って変わって、ちょっと音痩せしている。もともとこのシステムには「耽美な世界」を作るように調整してきたが、システムの中にTA-4300Fの様な「活性化」していない機器を入れると音のバランスは当然・質感も大きく変化してくる。質感的にはTA-4300Fの世界ですね。これが活性化してくるとWE101Dの球の世界も出てくると思います。
現在でも一般の方の良く出来た「マルチアンプシステム」のサウンドぐらいは出ている。ただ自分の求めている世界は「耽美な音の世界」の質感なので、時間がかかるのです。