Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

バッハ大全集(ヘンスラー盤)の比較

2017年12月10日 | ピュアオーディオ


バッハ大全集(ヘンスラー盤)を先月末に購入しました。少しづつ聴きだしています。以前同じバッハ大全集を録音されたMDを百数十枚入手しています。その中から「イタリア協奏曲」をCDの再生とMDの再生で比較して見ました。

今まで「ヘンスラー盤」だと思っていたMDは全く別の全集であることが判りました。ヘンスラー盤では「ピアノ」の演奏に対し、MDは「チェンバロ」の演奏です。

CDラインの再生音は、音数が多くて録音されたその場の雰囲気を出して来ます。(余韻・反射音・残響)周波数特性的にもレンジが広いです。これに対し入手した録音済のMDは、チェンバロの華やかな響が有ります。全く違う演奏なので単純な比較はできませんが、MDの録音物もなかなか捨てがたい味が有ります。

某オクでMDの中古を漁って手に入れたもので、ダビングの機材等不明です。正体不明の「バッハ大全集」(おそらくリヒター盤と推察)でも、聴いていて音楽に浸れます。