Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

CDP用ベース材その①の入荷

2012年05月09日 | ピュアオーディオ

A730box6

音の品位に関する「質感」の点で、以前「パワータップ」の試作品から正規品にした事で大幅な改善をした事を経験しています。その辺の質感(雑味)の問題をA730のべニア板のベースに感じています。その質感の改善を求めて音の良いと云われる木材の「無垢材」を試して見る事にしました。

Base1

「無垢材」そのままの状態で質感を確認する為にD732のベースに使って見ました。通常はADKのラックに載せて使っていますが、この無垢材を噛ませて載せますと「雑味」がなくなる様です。この無垢材はこの写真では判りにくいですが非常に年輪が入っています。

Base2

こちらが年輪が良く見える面です。数えて見たら180本(年)程入っています。非常に細かい年輪です。おそらく原木は400~500年以上の木材ではなかったろうかと推定します。これだけの無垢の木材(1枚もの)を亀裂が出来ない様にするには、長い時間をかけて良く乾燥させる必要が有ります。その上で商品に仕上げて更に数十年以上を経過していると思います。

取りあえずもう1セット別の無垢材を注文していますので、そちらが明日入荷したら「音」を聴き比べて見ます。