二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

極寒の午後は

2016-01-24 14:48:51 | 徒然に想う

宅急便のお兄さん、麹を運んできた。「あぁ、よかった。いらした」。本棚を作ろうと居間の電気をこうこうと点けたま、倉庫で作業していた。「こんにちは」というのが聞こえた様な気がして玄関を覗くと、「電気がついているのにいらっしゃらないから。雪も降りだすし、どうしようか、と思いました。また、これ、積もりますよ」。

この辺りの配送センターは隣町にある。車で15分くらいかかる。不在で再配達などすれば、その時間がかかる。隣の集落に行ったら、川沿いなら往復で20、30分。ちょっとでも山に上がれば、小一時間。どれだけ時間ロスになるか。で、先日のような雪の恐れがあると思えば、一回で済ませたいのが人情。積もる前に配達し終えたいとも考えるだろう。

先日テレビで「魔女の宅急便」をやってた。ジブリファンというわけでないが、つい見入ってしまう。それに、この映画「Kiki`s Delivery Service」という題名で海外でも見れる。あるとき、あのロリーナで観た。暖炉で爆ぜる音がする中、夕飯のプレートを抱え、ワインを飲みながら見たのを思い出す。これは忘れとったが、魔女は「呪文で飛ぶんじゃない、血で飛ぶんだ」なんてセリフがあった。「血」、「ち」だよ。血が行動を招いてくれるんだよなぁ。

雪、予報通り午後になって本格化してきた。昼間だけに、解けるのも早い。テンテンとテンテン、テンテン。解けて、屋根を打つ。気に障らないわけじゃない。本棚はやめ、やめ。倉庫は寒い。麹も来た、味噌を作ろう。味噌なら、ストーブに置いとけば豆が茹で上がる。しかも温かい。さすがに、ワインとしても、時間が早い。

 

 

今日の一枚:昼飯を食い終え、様子を見に出る。一時ころ、庭にて。


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