二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ザクッと

2007-12-26 08:31:36 | 徒然に想う
足下で音がする。おぉ。ザクッ、ザク。何年ぶりの音?

霜柱を珍しく感じたんではない。温暖化で霜柱が立ったのが久しぶりなんてことでも、勿論ない。冬場O町に出かけていけば去年だっていつだって、踏んで遊んでいる。冬ではよく見るもの遊ぶもの、ありきたりのものだ。でも、今朝の音、靴から伝わってくる感覚、懐かしさすら感じた。どうしてだ。

子供の頃は、庭が白く見えると飛び出して行っては、弟と競ってザクザク踏み潰したもんだ。学校への道すがら、やはり見つけては我先に走っていってザクザク。校門を入れば、校庭の隅、校舎の影で。

入院の一ヶ月間以降、何か感覚や感情が退行(子供化)したような気がするときがある。感覚・感情が澄んたとでもいえるだろうか。ずっと当たり前と思っていたことが当たり前でなく、えっていうのもが当たり前のことだったりするのに気付き直させられることが結構ある。南の空を見上げたら、朝陽のなか、小さな青や赤やに色ずく彩雲。


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