二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

秋盛りの朝の夢

2012-10-16 08:33:57 | 徒然に想う
遊水池を過ぎカワセミの川の土手、セイバンモロコシをかき分け草に埋もれてる小道に入っていく。朝露にGパンの裾が濡れる。

眠りが浅かった、か。歩いてる体がフワフワしていた。やがて、キャップの大きさの調節を間違ったか、頭が痛くもなって…

あれ、道間違ったかな。地図にこんな草だらけの道のこと、注意書きなんてなかったし。朝早くて誰かに聞こうにも人っ子一人いやしない。虫たちが、ゆっくり、ゆっくりと囁けば、庵主は笠を被り、金剛杖を握って歩いていた。

ゴトゴト、ゴトゴトと音。そして「おはよう」。我にかえると、向こうにJRの高架橋、神社下の公園の入り口が見える。…なんだ、なんだ。歩きながら夢みてた? 夢か、夢なら夢で、そのまま歩き続けさせて欲しかった。

《邯鄲に 誘われ向かう 遍路道》




今日の一枚:ベランダのアサガオ、また一輪。500円玉を二回り大きくした位。6時半過ぎ。

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