二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

水も滴るいいオトコ

2016-05-11 07:02:51 | 徒然に想う

天気予報から雨が降るだろうことは予想してた。日曜、月曜、山に行かないとさすがに気になる。じゃ、降るまで仕事と山に上がる。時折ポチポチ、パラパラ。何とか保ってくれてて。ほんと、すごい。この二日間で、インゲンは2,30センチ近く伸びたようだし、草も勢いよくなってる。エンドウもだいぶ枯れ始めた。今日は「花の日」。バジルを定植するか、いや、これ早くしないと食べる前にはぜてしまう。

あと少しだから、ちょっと待ってよぉ~。視界に入る限りからあと十数分で終わる。慌てて着込んだ雨具、上着しか持ってこなかった。タイミングが遅れ、Tシャツまで染みてきた。パチパチ、バチバチ音を立てる。最悪! 首を伝って、沁み込んできやがった。ズボン、ダダ濡れ。寒い、このままじゃ確実に風邪ひく。 

12時過ぎ、暖かくなってお腹いっぱいになって、幸せ、ちょっと昼寝。午後になって気になってた「闇の彩り」、高橋宜之さん、「仁淀ブルー」に魅せられている写真家、の写真展を見に行く。町立の博物館で6月までやってる。キャッチコピーがいい。「漆黒の闇に恐怖はない。闇の向こうに光を求めるからだ」。それにツカマリ、早く見に行きたくなってた。いい、これ、いい。まっこといい。小さな町の小さな博物館。GW後の雨の平日、独り占め。自分のペースで好きなように見る。展示もシンプル過ぎるくらい、もっといろいろな作品を見たかった。が、神秘的な世界に引き込まれ。森に「女神」がいる、それを撮ったような一枚、魅せられ、しばらく佇む。「恐怖はない、確かに」と頷きながら後に。

来年のタネ用に一番おいしそうな実を付けているものを残して、全収穫。チンゲンサイの間引き、ハツカ大根とコカブを夜用に収穫して、軽トラに駆け込んだ。こういう時、どうして肝心なものを忘れる? 雨具のズボン、帽子、タオル、もじゃないか。厄日なんだか。エンジンかけ、暖房を最強。家に飛んで帰り、すぐさま服を脱いで、タオルで頭拭いた。エンドウも、乾かさなきゃ。午後は、仕事するか!するもんか‼ そうだ、博物館にいこう。



 

 

今日の一枚:オオミズアオの姿、色っぽくも見えるが、神秘的。月の光を全身で受けてる豊穣の女神デメターを想う。帰り際、発見。壁に「越知八十八ヶ所概略位置図」。何回か来てるが初めて見た。町内にある大日如来など石仏、それらと四国八十八ヶ所の本尊とを結び付け、一つのコースになってる。詳細は文殊さんに行けばあるらしい。ああ、これ、もしかして、この町の資産なんじゃない? 博物館の方に配ってないかと聞くと、わざわざコピーを取ってくれた。しかも、本物自体が小さくて読み取りずらい。メガネを上げて聞けば、メガネを上げて一緒に地図を読んで説明してくれた。これも、この町の資産だね、とデメターに感謝。

もう一枚:先日、ナスとピーマンにも胚軸切断法を試した。できるもんである。実成りはどうなるか。


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