二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

“ミカン”胡椒

2014-09-25 09:28:59 | 徒然に想う

最近、ユズポン酢にはまっている。四国に行けばお土産と称し買って帰る。で、畑から帰ると、夕飯にゴーヤやモロヘイヤのお浸し、ヤッコにサラダ等なんにでも、ドレッシング・醤油代わりにかける。モロヘイヤとオクラをたたいてたっぷりとかければ作業の疲れなぞ! だから、かなりの勢いで使うので、あっという間になくなってしまう。なんとか自分で出来たらと思うが、さすがに果樹、こればっかりは作れない。そんな矢先のこと、青い夏ミカンを手に入れることができた。昨日のこと、お彼岸でもある、出来た野菜をもってお裾わけにと実家に出かけた。すると、夏ミカンが置いてある、庭の片隅にある木から取ったもの。それを4つ、貰ったのだ。

天気が不安定な朝、ユズと夏ミカンじゃかなり違うけれど、同じ柑橘類。まだ若いから、あまりジュースは絞れないよとのことだったが、同じようにならないかと、絞りだす。なんとか、100ccほどの果汁が取れたので同量のお醤油と合わせる。ちょっとなめてみればなかなかいい。ちょっと欲張って、皮の白いところや果肉の残っているところも一緒にして、これを冷蔵庫で休ませる。さて、どうなることか。楽しみだ。

…皮、皮か。どうしたもんだろう。このミカン、当然無農薬の無化学肥料。黄色くなれば、そのままマーマレードに出来る。このまま捨ててしまってはもったいない。何かできないものか。…ユズ胡椒? 作り方を調べればこれが簡単、前回の三升漬けよりもより簡単だ。懸念することは、夏ミカンはユズほど香りがない、ことだけ。でも、幸い青唐辛子が冷凍庫に大量に眠っている。使わなきゃ。えーい、ダメもとだ! 

皮から緑の部分を剥いで(白いところはエグミが出てしまうとか。それはそれだけで塩漬けにしてみた)、フードプロセッサー(?)に入れ細かく粉砕。青唐辛子も同じ量(100g位)、ヘタを取って皮と一緒に細かくする。塩を15g入れて、仕上げとした。どう? 試食すると、なんとなくユズ胡椒のよう。よしよし、これでまた楽しみが一つ増えた。 

あれやこれやと心配をかけている。が、こんな楽しみが次から次へと沸いてくる。楽しくてたまらない。もちろん一番の楽しみ、であるところの“母なる土地=Mother Land ”探しも、それなりに足を延ばしている。来月また高知に行く。

 

 

今日の一枚:9時ちょっと前、台所にて。緑のが“ミカン”胡椒、右の白っぽいのが、皮の白いところの塩漬け。茶色いのが“ミカン”ポン酢。