二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

百聞は一見にしかず

2014-09-03 17:21:55 | 徒然に想う
どうしてこんな事しらなかったんだろう。

大根の種蒔きをしようと茂っているクローバを15センチ角ほどに切り開いていたときのことだ。バッタが、何個目かのところで、じっとして逃げない。時折、頭をうつむくように自分の腹の方向に持ってゆく。何やってんだ?

あと三つ、大根の種蒔き場所を作らねば。

戻って見ると、足の先近くに…。脱皮してたのか。はじめてバッタの脱皮を目の当たりにした。知らなかったとは言え、そんなことするとは思いもよらず、驚いてしまった。

虫たちは、どんな奴でも脱皮を繰り返し体が大きくなるんだろうか。蝉は地上に出て羽化したら終わり。脱皮などというリスクは取れない。地中に居るときは…?

目の当たりにしなければ知らないで済んだ。知るため、解るためにはやはり、百聞は一見にしかず、か。百聞は一見にしかず、なんですね。

《脱皮する バッタの背中に 風が澄む》





今日の一枚:畑にて9時半頃。