五月、四国を歩いていた時、甘い香りに何度となく包まれた。白き小さな花、ミカンの花。
《道行けば 早稲ミカン一つ 懐かしや》
金木犀の香りを凌駕し、その時の香りの情景がまざまざと浮かんできた。
今日の一枚:自宅まであと五分。とある一軒の庭先、一本のミカン。そこからコロコロ。五時半過ぎ。
《道行けば 早稲ミカン一つ 懐かしや》
金木犀の香りを凌駕し、その時の香りの情景がまざまざと浮かんできた。
今日の一枚:自宅まであと五分。とある一軒の庭先、一本のミカン。そこからコロコロ。五時半過ぎ。