二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

花のチカラ

2009-04-05 08:57:51 | 徒然に想う
昨日の暖かさで、カワセミの川のほとりの桜、九分から満開になった。その桜並木を向こうに、鳥たちの歌を聴きながらゆっくりと歩く。ふとビール片手になどと思うが、まだ朝の六時。いくらなんでもね。

気持ち、いや気持ちじゃない。明らかに六時だというのに人が多い。向こう岸では、場所取りの兄さんたち。テントが張ってあるところもある。こっちの遊水地側でも多い。暖かだから、カワセミ狙いの大玉を持った人たちも出ている。花は人間も活動的にさせるんだろうか。

道の向こう、親子が歩く。入学式? 日曜日なのに、私立の高校なんだろうか。植え込みが切れると、黒い靴が光り輝くのが見える。ブレザーもま新しい。母親は「まだ子供、でも高校生なのよ」と誇らしげ。頑張れ、新入生!!

小五郎と遊んで、桜並木の下にでる。何か聞きたくなった。桜に交響曲ではあるまい。この天真爛漫の花にはモーツアルト? だな。ピアノ・ソナタ? 結局ホルン協奏曲を選び、聞きながらゆっくりと歩いた。



今日の一枚:遊水地を取り巻く外周。ベンチに忘れ物、連翹? 向こうに満開の桜