立たなくても
用が足りるように
自分の回りに
必要なものが
並べてある
蛍光灯
スマホ
筆記具
読みかけの本、数冊
なんプレ
時計
小さなゴミ箱
ティッシュ
mugボトル
シニアグラス
タオルケット
掛け布団
これだけが
必要な
私のささやかな宇宙
老母の
ベッドの回りに
物が増えていくのも
仕方ない気がしてきた。
年を重ねるほど
増えていくのだ
最近はじまった金曜日のテレビドラマ。
遅い時間なので、録画して観ている。
依頼人の死後、不都合なデジタル記録や、デジタル遺品を抹消のする仕事。
契約されたデジタル機器が
一定の時間接続されない場合
契約者の死亡確認をする。
仕事を請け負うのは、車イスのプログラマー 坂本と、人懐こい何でも屋真柴祐太郎が、
依頼人にまつわる様々な問題に巻き込まれていくドラマ。
山田孝之、菅田将き、麻生久美子
脚本 本多孝好
前回は、高橋源一郎が
依頼者として登場。
かつての、過激派の男の彼女を、公安のエスとして、
40年間も監視続けてきた初老の男の役。
わびしさや、寂しさや、一途さや、人柄の良さなどがにじみ出る役どころで、
源一郎さんが、思いの外、良い味出していた。
対象が、余貴美子。
「さすがあ」の成りきり演技力!
とにかく、このドラマは
奥行きがあり、人生があり
素晴らしい。
《事件の涙》
2018年8月7日 22:00より
NHK ドキュメンタリー
大阪 釜ヶ崎
女性医師変死事件
2009年、大阪西成地区で
医師として働いていた「さっちゃん」が、川で変死体で
発見された。
当初、自殺として処理されたが、両親は、殺人事件として再捜査するよう告訴して
2012年、認められた。
祥子さんは、釜ヶ崎に暮らす人々を差別することなく
親身になって診療した。
路上生活のひとや、
生活に困った人を、
夜回りや
訪問診療で
助けていた。
携帯番号を教え
いつでも良いから
困ったとき
かけてきてと。
認知症の妻を介護する
お宅には、夜遅くても
往診してくれて
痰をとったり
してくれたと
ご主人は
感謝している
路上生活をしていた
女性を訪れて、
「食べてますか?おにぎり作ってきましたが食べていただけませんか?」
女性は、かたくなに
行政や、他人の親切を拒んできたが、さっちゃんが、丁寧に聞いてきたから
「いただきます。」と、心を開き付き合ってきた。
両親は、今でも犯人を探してとビラをまきつづけている。
NHKのドキュメンタリーを
みて、一日も早く、犯人が出てくるよう祈るばかり。
こんな天使をどんな人があやめたのか、気になる。
自首して欲しい。
ご冥福を祈るばかり。