遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

瀬戸内寂聴さんの俳句

2018-08-29 | Weblog
《むかしむかし
みそかごとあり
さくらもち》

が、寂聴さんの一番好きな句

51歳で、出家してからは、みそかごとは無いが・・・

96歳になり、入退院を繰り返したときに、鬱になりかけた。

一番好きな事は、小説を書くことだが、体力がないので、
俳句なら、短いから、できるかも知れないとやりはじめた。

許されない恋愛をしてきた


《子を捨てしわれに
母の日
喪のごとし》

今は、72歳になった子どもとは何気なく付き合っている。
母の日には、実子は何もくれない。自分が、勝手に生きてきたから仕方ないが、恥ずかしい。


《二河百道(にがびゃくどう)駆け抜け往けば彼岸なり》


《生ぜしも、死するもひとり
柚子湯かな》


寂聴さんの話を聴いていると
出家した、立派なお坊様というより、可愛らしい、身近な
素敵な方だなあと感じ入ります。

はじめての句集「ひとり」
を昨年自費出版された。
ちょっと、高価ですが
思わず、発注してしまいました。

コメント
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