遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

プール

2009-09-27 | Weblog
プールと言う映画を観てきました。
小林聡美ともたいまさこというキャスティングから
つい、あの傑作「かもめ食堂」を上回るかと期待して観ました。

「プール」は確かに出て来たけれど,題名にする程の意味は
私には感じられなかったです。

小林母は娘を日本に置き去りにしてチェンマイに渡り暮らして居るけれど、
その生き方・・・・「やりたいことをすればよいのよ。
自分の思いに正直に生きればよいのよ。」・・・・に説得力が無い。

………不完全燃焼のまま 火もつかないまま終わってしまった映画でした。
冒頭に出てきた寝姿の仏様だけが目に焼き付いています。


生きたいように、あるがままに生きればよいのなら・・・・・
苦労も悲しみも無い気がします。
娘を捨てた母がチェンマイで「捨てられた?子」を育てているのは??

一体何を生業として生きているのか、生活感の無い映画でした。

本や音楽、映画、芸術は独りよがりですから、
観る人が見たらまた違うのでしょう。

ただ、病気になったら、もたいまさこ演ずる菊子さんのように
自然に任せて、心が落ち着く場所で暮らしたい気がしました。



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