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遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

画集 シベリア

2024-08-12 | 写真
香月 泰男

山口県長門市出身の画家である。32歳で、戦争に。終戦後は
シベリアのハイラルの捕虜収容所に。
帰国後、戦争体験を、絵にした。



壮絶な体験。
かなりの人が栄養失調で
死んでいった。
-40℃の、極寒の地。
遺体を前にして、羨ましく
感じたという。
こんな、生活から
出られたのだから。



戦争は、
何も生み出さない。
悲惨な暮らしばかりだ。

今も、世界では
悲惨な戦争が
進行中だ。

そういえば
昨日、「黒柳徹子」から、
戦争を聴くという。企画で
桜井翔との、対談が
あった。
「徹子の部屋」で、
戦争体験を聞いてきた
徹子さんから
桜井翔が、話を聴く
というもの。

池部良さんが、
香月泰男さんと、
同じような、捕虜生活を
語っていた。
食べるものがなく
悲惨な暮らしのなかで
仲間が、死んでいく。
地獄だと。
お互いに銃を向けながら
「死んだら、食ってやる。」
と、その体勢のまま見つかった
遺体があったとか。

江戸家猫八さんが、
広島の原爆の体験を
語る。
被爆した人は
みな焼けただれて真っ黒で
水を欲しがった。
水を飲むと死んでしまうと
知りながら
水筒の水をあげた。
地獄でしたよ。

淡谷のり子さんは、
戦争中、各基地に慰問に
まわっていた。
ある会場で
ひときわ若い30人くらいの
兵隊さんがいた。
平均年齢16歳と言う
特攻隊の人の前で
歌った。
途中で、彼らが出陣する
時、涙で歌えなかった。
彼らは、ニコニコしながら
敬礼して、退場。

三波春夫さんも、20歳の時
戦地に。
最前線で、戦った。
顔も名も知らない相手と
殺し会う。戦争とは愚かだと
感じましたよ。



戦争は
愚かな
悲しい
悲惨な行為です。

人間でいられなくなる。

すぐにも、全世界非核化に
なりますように。



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