遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

64

2015-05-17 | Weblog

NHKのドラマ「64」最初から最終回までみました。驚きの展開でした。

広報官という立場の三上の視点で、昭和64年に起きた未解決誘拐事件から

派生したと思われる誘拐事件を追う物語です。

被害者家族の絶望や、幼子を救えなかった刑事たちの無念や、事件のその後、

マスコミとの報道協定や、公報の立場。警察組織の矛盾や、隠蔽問題。


三上の娘の失踪と夫婦の悲しみが、64事件の中での親の思いなどと重なる。

見ごたえのあるドラマでした。特に最終回は、おどろくばかりでした。



一方で、事件の報道のあり方についても考えさせられるものでした。

実名報道が、もたらす混乱について、マスコミとのぶつかり合いの中で考えさせられました。

 



「誰も助けてくれない」という映画を思い出しました。

加害者の家族が、報道によりボロボロになってしまうというドラマでした。


犯罪は被害者の家族だけでなく、加害者の家族さえ破壊するという展開に

愕然としました。

 



正義という名のもとの暴力は、誰にも裁けはしないので慎重に臨みたいものです。。

 

 

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