不思議な余韻。
琴子(こっこ)は、当たり前な事が嫌い、特別なことに憧れている小学校三年生。
マイノリティの人に心を動かされる。
吃音のぼっさんと親友だし、在日の朴さん、ボートピープルの子とも仲良し。
差別感をもたないと言うのは、相手の置かれている立場を知らないから?
ものもらいになった子に憧れて、眼帯をしていく。
パニックになり、過呼吸になってしまったの級友に憧れて、
翌日、パニックのふりをして先生に叱られる。
そう言えば、自分も 子どもの頃 自分に無いものに憧れていたっけ。
近眼の子は眼鏡がかけられるから良いなあと思っていた。中学一年の時、
仮性近視になって、赤い眼鏡を作ってもらったときは天にも上る気持ちだったっけ。
直ぐに飽きてしまって、眼鏡がどうなったか覚えていない・・・・・。
子どもの頃は、目立つのが嫌なくせに、自分は特別と思いたい気持ちがあった。
琴子が、友達の気持ちになって、考えることが出来るようになっていく物語。
相手の気持ちを推し量ることができるようになるのは いつからだっけ?
誰にもあったことだった。
それで、なんか ごつんと手応え。
それにしても、子役ちゃんの演技力の確かさ。
芦田愛菜ちゃんの演技力には舌を巻く。
親友の、ぼっさん役の子もすごい。
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